リユースサミットREUSE SUMMIT

第6回リユースサミット
開催の様子

越境ECでもコンテナ輸出でもリアル進出でもOKなんで、海外で戦うリユース企業を増やしたい!
そんな思いで、「第6回リユースサミット×越境」を2019年6月18日に大阪で開催しました。
今回は、北は北海道から南は沖縄までの日本全国のリユース関連企業集結しました。
業種は、お酒のプロが居たり、レコード、厨房、工具、ブランド、時計、切手、カメラ、スマホ、古物市場、
リユース系協会、真贋、レンタル、FC、リユース業界のありとあらゆるプロが、
なんと100社近くご参加いただき、多くのキャンセル待ちが出てしまうほどでした。
懇親会では名刺交換と情報のやり取りがそこかしこで行われており、早速リユースサミットを通して出会った企業様がビジネスを始めたりと
リユース業界のここでしか聞けない新しい情報や皆さまの交流を図ることができたかと思います。

株式会社メキキ 代表取締役 吉田 悟様

アンケートをとり、自分たちの仮説が正しいかを検証する。モノを売った経験がありますか?の質問に約8割の人が「ない」と答えた。それに対し、買取価格を知りたい人は、8〜9割いる。「二次流通は、まだまだ開拓の余地がある」と株式会社メキキの吉田氏はいう。AIの技術を使って、気軽にモノを売るという体験を味わってもらい、大きなマーケットにしたいと考える。

有限会社ウイルパワー 代表取締役 一般社団法人 JRCA (ジャパンリサイクルアソシエーション)代表理事 江川健次郎様

日本人はものを大切に扱うので、品質がいい。日本は流行のサイクルが早いため、状態がいい。日本市場の商材は、日本製でなくても海外で人気が高いのだ。 コンテナで海外輸出をしている、有限会社ウイルパワーの江川氏は、バン詰め作業がコンテナ輸出の際に最も重要だという。家具の中、引き出しの中などにもモノを詰めて、隙間をなくし、容積のある限り、積み込むのだ。利益を上げるためには、この作業が勝負のカギ。さらに面倒なのが、ピッキングリストの作成。通常何日もかけて行なっていた作業は、システムで容易になったという。

イーベイ ジャパン株式会社 ビジネス開発部部長 岡田 朋子様

越境の取っ掛かりに、eBayを利用してほしいとイーベイ ジャパン株式会社の岡田氏はいう。eBayは、1契約で世界190カ国に出品できるのだ。49カ国に、オフィスががあり、サポート体制も確立している。日本の成長率は、大きくないものの、各国右肩上がりである。日本で売れていないものが、海外で売れるかもしれない。日本人の顧客応対は、海外でも高評価というアンケート結果も出ている。日本からの出品商材は人気が高いのだ。越境参入を考えている企業は、基礎英会話レベルで始められるのだから、気軽にまずは登録してほしい。出品サポートもしてくれるので安心である。

株式会社ワサビ 取締役 三崎 寿一様
イーベイ・ジャパンが認定する公認コンサルタント

現在、楽天やヤフオクに出店している企業なら、もっと簡単に越境参入できるのだ。「弊社のシステム World Switchを使えば、簡単にいくつものモールに出品できる」と株式会社ワサビの三崎氏はいう。もちろんeBayにも出品できるのである。在庫連動しているから、欠品の心配はない。オークションの自動再出店にも対応しているから、販売機会を逃さない。さらに、受注管理まで可能。注文が入れば、決済情報を反映→配送業者と連携して、簡単に送り状発行ができる。越境参入を考えている企業には、おすすめのツールである。

パネルディスカッション(リアル海外出店vs越境EC)

登壇者株式会社リフォーム産業新聞社 リサイクル通信 部長 瀬川淳司様/ブックオフコーポレーション株式会社 執行役員 海外事業担当 兼R室長 マレーシア現地法人BOK MARKETING SDN.BHD.(Managing Director)井上 徹様/株式会社コメ兵様(中国)KOMEHYO HONG KONG LIMITED取締役 兼 米滨上海商貿有限公司 董事長 兼 北京華夏高名荟商貿有限公司 総経理 横井建司様/株式会社ドンドンアップ(ドンドンダウン) (カンボジア)代表取締役 岡本昭史様/FTF株式会社(レコード) 代表取締役 武井進一様/株式会社ティンパンアレイ(RAGTAG)(アパレル) WEB事業グループ ゼネラルマネージャー 桜庭邦洋様

海外出店と越境ECについて、ブックオフ、コメ兵、ドンドンアップ、FTF、RAGTAGの5社がディスカッションした。越境するにあたり、国民性の違い・文化の違いに苦戦したと口を揃えていう。海外スタッフを育てるのは、容易ではないという。また、宗教上ダメなこと、大雨での浸水など、次々に問題が起こるので、海外スタッフのメンタルは強くなったという話も。開店時の様子などの写真も交えて、海外のリアルな状況を知ることができる内容であった。

DHLジャパン株式会社 営業企画部 Eコマース・ビジネスデベロップメント スペシャリスト 石堂 正様

越境には、関税についての知識も必要だ。輸出入の際、税関の検査を受けなければならない。その手助けをしてくれるのが、DHLなどの代行業者である。通関申告書類の書き方や、国によって違う免税の件、空輸できないものなど、輸出入の重要なポイントをDHLの石堂氏が解説した。送り状・通関書類は、DHLのシステムを使えば、簡単に発行することができるという。国内同様、海外でも荷物番号一つで荷物の位置を把握でき、安心できるのである。

第6回リユースサミットの様子

今回は「越境」をテーマにしたサミットで、実際に各分野で活躍しているリユース業界の要人をお迎えし、
「越境EC」「コンテナ輸出」「リアル海外進出」などをテーマとしたセミナーを聞くことができた。
会場にはリユース業界の経営者やキーマンが各地から集結し、傾聴した。

懇親会の様子

懇親会ではサミットでの真剣な雰囲気から一転し、和やかな雰囲気の中で始まりました。
お互いの名刺を交換し、一献交わしながら情報交換など行い、
事前に募集していた質疑応答や、セミナーで聞けなかった疑問点などを直接登壇者に質問する場面もたくさん見かけました。
すでに今回の場で交流された方々がビジネスを始めるとの一報も入ってきており、
リユース業界の発展に繋がる輪が広がる懇親会となりました。

今回のテーマは、越境。リユースサミット初の100名越えとなり、大盛況に終わりました。
越境に興味を持つ企業が多いのは間違いなく、有益な情報を提供できたサミットになったのではないでしょうか。
海外出店やコンテナ輸出までは出来ないという企業も、容易に参入出来るツールを案内でき、
新しい取り組みをしてもらえるきっかけになったと思います。
今回参加いただけなかった方々、この記事を読んで興味を持っていただいた方々、次回のリユースサミットをお楽しみに。