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世界の越境EC市場規模

2021年のBtoCのEC市場は、世界全体で533兆円、日本で22.2兆円です。
今後も増加を続け、2023年には世界全体で644兆円、日本で24.9兆円に上ると予想されています。
2019年から2023年の成長率は世界市場が76%アップ、日本市場が27%アップと予測されおり、世界市場は元の市場規模が大きい上に、その伸び率も日本国内市場に比べ格段に大きいと言えます。

世界の越境EC市場規模拡大予測

EC市場の中でも越境EC市場規模に絞って予測を見ると、2019年度の約88兆円から、2026年度には約543兆円に増加すると見られています。
七年間の成長率は517%アップ、年平均成長率は約３０％であり、世界のEC市場規模の拡大をはるかに上回るペースで越境ECの市場規模は拡大すると考えられています。

190カ国に向けて販売可能

ebay

販売国

190ヵ国

ユーザー数

1.8億人

出品数

15億点

展開国190ヵ国、出品数14億点、バイヤー数1.87億人の世界最大級のオークションオンラインマーケットプレイス。
世界最大級のマーケットプレイス

amazon

販売国

200以上の国と地域

ユーザー数

３億人

出品数

不明

世界のマーケットプレイス数は16サイトを持つ、世界最大のモール。
主要経済国20ヵ国中14ヵ国と、UAE、シンガポールに進出済みで、ヨーロッパのAmazonマーケットプレイスでは28ヵ国にわたり販売でます。
オランダ発、ヴィンテージオークションサイト

Catawiki

販売国

45ヵ国

ユーザー数

1,000万人

出品数

毎週65,000点

珍しくて特別な商品に特化したオンラインオークションを主催している、ヨーロッパNo.１のマーケットサイト。
全22オークションのカテゴリを通して毎週約65,000商品が出品されています。
個人も法人も出店可能な東南アジアEC

Shopee

販売国

11地域

ユーザー数

東南アジアの月間アクティブユーザー数第一位

注文数

１日あたり28億点以上

2019年時点で2億ダウンロードを記録、１日あたり28億点以上の注文数を誇る東南アジア・台湾最大規模のECプラットフォーム。
中国No.1のマーケットプレイス

Taobao

販売国

1ヵ国

ユーザー数

月間8.5億人

出品数

８億点以上

中国最大級のECショッピングモールであるタオバオ。
2020年の「ダブルイレブン」（11月11日0時から11月11日24時まで）は、タオバオの売上は4982億元（約8.3兆円）
直販モデルが特徴の東南アジアEC

Lazada

販売国

６ヵ国

アクティブユーザー数

月間1億人以上

出品数

不明

インドネシア・タイ・ベトナム・フィリピン・マレーシア・シンガポールで展開し、月間アクティブユーザーが1億人超え、年間アクティブ消費者が8000万人の東南アジア最大級のECモール

日本の越境EC販売の現状

では、急拡大する世界の越境市場に日本の企業はリーチできているのでしょうか？
EC販売を実施している日本の事業者のうち、越境ECを実施している割合は2020年度45.5％でした。しかし、そのうち48.1%の事業者が販売額全体に占める海外むけ売上割合が1%に満たないと回答し、1~10％と回答した事業者も23.1%に上り、海外販売額10%以下の事業者が7割を占める結果となりました。
このことから、日本の事業者が越境ECにチャレンジするようになってきたものの、思うように海外販売額を延ばせていない現状が窺えます。

国内EC業者の販売先:国内から海外への販売(越境EC)