【2026年最新】英国を代表するFarfetch(ファーフェッチ)解説・日本からの出品や顧客体験を紹介
海外市場 / EC調査部 作成 2021-10-20 更新 2026-05-14

Farfetch(ファーフェッチ)は、ラグジュアリーブランドやセレクトショップ、百貨店の商品をオンラインで購入できるグローバルECマーケットプレイスです。
一般的なブランド直営ECとは異なり、Farfetch自体がすべての商品を保有して販売するのではなく、各国のブランドやブティックと消費者をつなぐプラットフォームとして運営されており、現在世界190カ国の国と地域、1400以上の商品が取引されています。
この記事では、Farfetchの基本情報や、日本から購入する際の注意点、リユース・サステナブル領域での特徴まで整理します。

目次
Farfetchとは?
Farfetchは、ラグジュアリーファッションに特化したイギリス初のオンラインマーケットプレイスです。
創業者はポルトガル出身のジョゼ・ネヴェス氏で、各地のブティックをオンライdンでつなぐ構想からサービスが成長しました。複数のブランドや販売パートナーの商品を、ひとつのサイト上で横断的に探せるのが大きな特徴です。傘下にはLUXCLUSIFが在籍しています。
取り扱いカテゴリは、ウィメンズ、メンズ、キッズ、バッグ、シューズ、ジュエリー、時計、ホームウェア、プレオウンド商品など多岐にわたり、新品のラグジュアリー商品だけでなく、リユースやプレオウンド領域にも関わっている点は、リユース業界から見ても注目すべきポイントです。
Farfetchの特徴は、単なる通販サイトではなく、ショップと購入者をつなぐ場であることです。
購入者は日本にいながら海外の商品を探すことができ、ショップ側はFarfetchのテクノロジー、物流、決済、越境販売の仕組みを活用して販路を広げられます。
現在はCoupang傘下のグローバルEC
Farfetchに関する近年の大きな変化が、Coupangによる買収です。
Coupangは2023年12月にFarfetchの事業・資産取得を発表し、2024年にFarfetchはCoupang傘下となりました。Coupangは、韓国を中心に急成長した大手EC企業で、即日配送、食品配送、決済、動画配信など幅広いサービスを展開しています。
Farfetchにとっては、物流・テクノロジー・資本面での支援を受けながら、ラグジュアリーEC領域での展開を続ける動きといえます。
利用者目線では、単独のブランド直営サイトではなく、多数の販売パートナーと連携するマーケットプレイスであることを理解しておくとよいでしょう。
Farfetchで買えるもの

Farfetchでは、ラグジュアリーブランドやセレクトショップの商品を購入できます。
主なカテゴリは以下の通りです。
- ウィメンズウェア
- メンズウェア
- キッズウェア
- バッグ
- シューズ
- ジュエリー
- 時計
- ホームウェア
- プレオウンド商品
ブランド直営サイトでは見つけにくい商品や、日本国内では流通が少ないアイテムに出会える可能性がある点は、Farfetchの魅力です。
一方で、商品ごとに販売元や発送元が異なる場合があります。購入時には、商品ページで配送予定日、返品条件、価格表示、関税・消費税の扱いを確認しておくことが重要です。
Farfetchは本物?安全性は?
Farfetchは、ブランドやブティック、百貨店などと連携するマーケットプレイスです。商品は販売元となるショップなどから出荷されるため、一般的な個人間取引サービスとは仕組みが異なります。
ただし、Farfetch自体がすべての商品を直接販売しているわけではありません。複数の販売パートナーの商品を扱うプラットフォームであるため、購入前には販売元、配送元、返品条件を確認しておくと安心です。
特に高額なラグジュアリー商品を購入する場合は、以下の点を確認しましょう。
- 販売元はどこか
- 配送元はどこの国か
- 返品できる条件は何か
- 関税・消費税は価格に含まれているか
- 返品時の送料や手続きはどうなるか
Farfetchを利用する際は、便利なマーケットプレイスである一方、海外通販としての確認事項もあると考えるのが現実的です。
日本からFarfetchを使うときの注意点
Farfetchは日本からも利用できます。日本語サイトも用意されており、海外のラグジュアリー商品を比較的探しやすいサービスです。
ただし、海外のブランドやブティックから商品が発送される場合があるため、国内ECと同じ感覚で購入すると、想定外の費用や手続きが発生することがあります。
関税・消費税
海外から商品を購入する場合、関税や消費税が関係することがあります。Farfetchでは商品や配送条件によって価格表示・税金の扱いが異なる可能性があるため、注文確定前の最終金額を必ず確認しましょう。
ラグジュアリー商品は単価が高くなりやすいため、商品価格だけでなく、最終的に支払う総額を見ることが大切です。
配送日数
配送日数は、商品がどこの国から発送されるか、どの配送方法になるかによって変わります。国内通販より早い場合もあれば、通関や国際配送の影響で時間がかかる場合もあります。
イベントや使用予定日が決まっている場合は、余裕をもって注文するのがおすすめです。
返品
Farfetchでは返品に対応している商品もありますが、商品や販売元によって条件が異なる場合があります。
特に確認したいのは、返品可能期間、返品送料、タグや付属品の扱い、セール品や一部カテゴリの返品可否です。購入前に返品条件を確認しておくことで、高額商品の購入リスクを下げられます。
リユース・サステナブル領域での取り組み
Farfetchは、ラグジュアリー商品の販売だけでなく、リユースやサステナブルファッションの領域にも取り組んできました。過去には、ブランドバッグの買取・再流通につながる「FARFETCH Second Life」、衣類の寄付とクレジット付与を組み合わせた「FARFETCH Donate」、ラグジュアリー商品の修理・アフターケアに関わる「FARFETCH FIX」などの取り組みが紹介されていました。
ファッション業界では、環境負荷や廃棄の問題が大きなテーマになっています。特にラグジュアリー領域では、良いものを長く使う、修理して使う、次の所有者へつなぐという考え方と相性があります。
FarfetchのようなグローバルECがプレオウンド商品や修理、寄付、再流通に関わることは、リユース市場の広がりという点でも重要です。
2026年5月に新たな顧客体験「Farfetch First」を発表

Farfetchは2026年5月にて、新たなプレミアムサービス「FARFETCH FIRST」を発表。
「待ち時間は終わり」というコンセプトのもと、世界で最も人気のあるブランドから厳選された数千点もの高級品を、ヨーロッパ全域へ翌日配送できます。(2026年現在では、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スイスを含むヨーロッパ全域にて試験的に運用されています)
参照:FARFETCHが「FARFETCH FIRST」を発表:ラグジュアリー顧客体験を再定義する
Farfetchに関するよくある質問
Farfetchはどこの国の通販サイトですか?
Farfetchはイギリス発のラグジュアリーECマーケットプレイスです。現在は韓国発の大手EC企業Coupangの傘下で運営されています。
Farfetchとは何のサービスですか?
Farfetchは、ブランド、セレクトショップ、百貨店の商品をオンラインで購入できるマーケットプレイスです。単一ブランドの直営ECではなく、複数の販売パートナーの商品を横断的に扱うプラットフォームです。
Farfetchの商品は本物ですか?
Farfetchはブランドやブティックなどと連携するマーケットプレイスです。購入時は商品ページで販売元、配送元、返品条件を確認することが大切です。
Farfetchは日本から購入できますか?
日本からも利用できます。商品によって配送条件や返品条件が異なる場合があるため、注文前に最終価格、配送予定日、関税・消費税の扱いを確認しましょう。
Farfetchで中古品やリユース品は買えますか?
Farfetchでは新品のラグジュアリー商品に加え、プレオウンド商品なども扱っています。リユースやサステナブル領域の取り組みも展開しています。
まとめ
Farfetchは、ラグジュアリーブランド、ブティック、百貨店の商品をオンラインで探せるイギリス発のECマーケットプレイスです。現在はCoupang傘下で運営され、190以上の市場・地域で展開されています。
日本からも利用でき、国内では見つけにくいブランド品や海外ショップの商品に出会える可能性があります。一方で、海外通販としての関税、配送、返品条件、販売元の確認は欠かせません。
リユース業界や越境EC事業者の視点では、Farfetchは商品を海外需要につなげる仕組みを考えるうえで参考になるサービスです。ブランドやショップの個性を活かしながら、テクノロジーと物流で販売機会を広げるモデルは、今後の越境ECやリユース市場にも通じるものがあります。
参照
- Coupang公式 Farfetch紹介: https://www.aboutcoupang.com/farfetch-stadium-goods/
- Farfetch公式サイト: https://www.farfetch.com/





