楽器・機材専門の越境オンラインマーケットプレイスReverb(リバーブ)

概要

Reverb(以下リバーブ)はアメリカの新品・中古品・ヴィンテージ品・ハンドメイドなど、音楽機材の売買に特化した楽器・機材専門の越境オンラインマーケットプレイスです。

リバーブは2013年に、創業者David Kalt(デヴィッド・カルト)によって創立されました。
もともとレコーディングエンジニアとして活動していた彼は、ある有名なギターショップを買収し、オンラインで販売を拡大しようとしていました。
しかし、当時のオンラインマーケットプレイスを使っていて、オンラインでの価格の不透明さ、売買の複雑や不便などに不満を覚えました。
特にミュージシャンや業界へのニーズに対応していない点が一番の問題でした。
世界中の誰でも音楽機材を気軽に、そして安く売り買いできるオンラインマーケットプレイスを目指してリバーブを創立しました。

リバーブの成長

2017年から急成長が始まりました。2017年の売上は3.85億ドル(約437.9億円)で、2018年は6億ドル(約682.4億円)でした。
そして、2019年リバーブのGMV(Gross Merchandise Volume-流通取引総額)が10億ドル(約1137億円)を超えました。

リバーブの利用者は小規模楽器店、チェーン店、代理店、地元の楽器屋、コレクター、個人販売者、ロックミュージシャンまで多岐にわたり楽器の売り買いに参加しています。

2019年、リバーブはハンドメイドやビンテージ品を扱うグローバル・オンラインマーケットプレイスEtsy(エッツィー)に2.75億ドル(約312.7億円)で買収されました。
完全子会社化後もリバーブは独立した体制で運営されています。

ビジネスモデル

リバーブが楽器・機材専門のマーケットプレイスとして、「楽器ならリバーブだ」という目標を目指してその分野を専念しています。
「世界中の誰でも音楽機材を気軽にそして安く売り買いできる」というモチーフの通り、リバーブ簡単にアカウントを作れば誰でも購入と販売ができます。

楽器や機材の出品は無料です。
取引が成立したら、リバーブから手数料をとられます。
主に2つの手数料が含まれます:販売手数料と決済手数料です。
販売手数料は最終的な販売額の5%で、決済手数料は最終的な販売額の2.7% + $0.25(約28.44円)となります。

(リバーブでの手数料です。引用:https://reverb.com/selling/selling-fees

透明性のある価格システム

「世界中の音楽愛好家たちが、リバーブで理想の機材を見つけています」、ホームページに書いてあるように、リバーブが音楽に興味がある全ての人々が音楽への追求に理想的な楽器や機材を提供するために、様々な取り組みを行っています。

リバーブの一大特徴は透明性のあるリアルタイム価格システムです。
以前紹介したStockX(ストックエックス)の価格システムとほぼ同じアイデアで設計されました。

(Fender Jazzmaster 1962 3 Tone Sunburstの価格グラフ。引用:https://reverb.com/price-guide

特定の型番の商品に関する売買のデータを収集して、グラフや数字でわかりやすく反映しています。
そして、リバーブで同じ型番のすべての売買記録が見られることで、まさに透明性のある価格システムを実現しています。

楽器や音楽機材は特別な商品なので、専門知識がないと、その価格を決めるのはとても難しいことです。
この問題を解消するため、リバーブが販売者向けと購入者向けのそれぞれにガイドを提供しています。
説明も分かりやすく詳しいので、それぞれのガイドを沿って進めば、価格に関する問題が全て解決できるはずです。

音楽コミュニティ

音楽の世界に恵まれて、事業を展開しているリバーブにとっては、音楽コミュニティーとの調和がとても重要です。

楽器や機材などの商品はかなり高価なので、負担できないことが原因で自分の音楽への夢を諦める人が必ずいると思います。
それは特に、収入が少ない若者たちです。

リバーブが、より多くの人が音楽を楽しめるようにするために、Reverb Gives(リバーブギッブズ)というプログラムを設立しました。
リバーブでの取引の一部分がプログラムに寄付されます。
このプログラムを通じて、世界中の若者を中心とする音楽イベントや教室などの活動に無料で楽器や機材を提供されています。

(Reverb Gives(リバーブギッブズ)プログラム。引用:https://reverb.com/page/reverb-gives

リバーブで買い物するだけで、自分の好きな音楽コミュニティに貢献できることは特別な喜びになるでしょう。
将来、この援助のおかげで、音楽の世界に入り、スーパースターになる人も出てくるかもしれません。
音楽の世界には無限の可能性がありますね。

リバーブのニュース記事

リバーブのニュースには、色々な人と楽器の物語があります。

「なぜ中古機材にこだわるか?」のような楽器購入についての記事から「12人のプロギタリストが語る、人生最初のギターリフ」のような音楽インタビュー記事まで、さまざまな話題を網羅します。

しかも、すべての記事は英語版に基づいて5つの外国語(フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語と日本語)に翻訳されました。
世界中より多くの人々に音楽の物語を共有するための取り組みと見られています。

もちろん、音楽の文化を活発させると、楽器と機材への需要が増えます。
まさにウインウインの戦略です。

(まるで音楽雑誌のようなニュース記事の一覧。引用:https://reverb.com/news

日本からの購入と出品

日本からの購入と出品ができます。

出品には、上で述べたように、出品後取引が成立したら、総手数料が最終販売額の7.7% + 約28.44円となります。

だたし、国際取引の場合、越境処理手数料として1%加算される場合があります。それで、PayPalを使う場合、国際取引は最大4.4%の決済手数料が発生します。

リバーブ自社の決済システムリバーブペイメントがありますが、日本円が対応通貨でないため、利用する場合には、通常の決済手数料の他に、合計取引額に対して2.5%の通貨換算手数料が発生するそうです。

購入には、他の海外マーケットプレイスと同じように、関税、消費税と国際送料を支払う必要があります。

まとめ

楽器のような機材が商品であり、音楽を表現する道具であり、文化の媒介でもあります。
今のこの消費社会においても、全ての商品の中で重要な地位を占めている特別な存在だと思います。
その特別な商品を買いたいとき、やはりこの購入行為に大切したいという気持ちがたくさんの音楽愛好家によくあると思います。
リバーブのような中古やヴィンテージ楽器・機材を扱うマーケットプレイスは、新たな選択肢を作りました。

安く買えること、珍しい楽器や歴史ある機材を手に入れるチャンス、そして何よりも重要なのが、楽器や機材をリサイクルする環境への優しさが、リバーブ独自の魅力でしょう。

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