海外EC調査部

アフリカのAmazon的存在、Jumia(ジュミア)を日本から利用するには?

海外EC調査部2022-05-31

日本からJumiaは利用できるのか?

Jumiaでは、海外の企業でもセラーアカウントが作成できます。

jumiaではjumia-globalというカテゴリで海外展開を行っており、このサービスを利用すれば日本からの出店が可能になります。

(引用:スクリーンショット https://www.jumia-global.com/)

アカウントの申請ページは下記になります。
https://www.jumia-global.com/join-jumia-2022/

下の画像はwebブラウザで自動翻訳をしたもののスクリーンショットです。
Payoneerアカウントの取得が必要なため、所持していない場合には前もって取得が必要です。

Payoneer(ペイオニア)アカウントを取得する場合はコチラをクリック

取得済みの場合にはそのまま画面上で詳細な情報を入力していきます。

Jumiaの販売手数料は?

2022年3月現在、公式に案内されている情報は以下の通りです。

また、製品の価格設定には下記の項目を含むことが前提なので、注意が必要です。

販売元から商品を直接送る場合

  • 製品コスト+国内貨物+国際配送料
  • 利益
  • 返品率のコスト
  • ECサイト利用料
  • VAT(コートジボワール(IC)とセネガル(SN)サイトでのみ課金されます)
    →VATとは、EUやアジアなどの国で物やサービスの購買時に課せられる間接税のことです。

価格設定が完了後、為替レートの変更表を参考に現地通貨に換算します。

販売元から海外倉庫を経由して顧客へ商品を送る場合

  • 製品代+運賃(販売者が海上輸送または航空輸送でJumiaの海外倉庫に製品を配送するための費用(梱包費、通関手数料、配送料などを含む))
  • 利益
  • 返品費用
  • ECサイト利用料
  • VAT
  • 保管倉庫利用料と保管料 

利用時に気をつけること

海外発送商品は、一旦発送されてしまうとキャンセル不可であることを明記しておきましょう。

返品処理にかかる日数は、日本へ直接戻す場合と、海外保管倉庫に戻す場合とで違いがあります。
どちらの場合も、到着後7日以内の返品申し出が必要であることと、返金完了まで日数を要することを記載しておく必要があります。

海外発送商品の返品ポリシーは、下記のスクリーンショットをご参照ください。

購入者が「買ってみたものの、気が変わってしまい返品したい」と希望すれば、未使用・未開封ならば応じる必要があります。

返品理由が認められない場合は、再配達されます。

購入者には、返品と再配達にかかる送料負担はありません。

商品返品のルールは、日本のECサイトとはかなり違っていますので、注意が必要です。

衣類や靴などのサイズ感の違いは、日本のECサイトでもトラブルになりがちです。それを防止するには、「S・M・L」だけでなく、具体的な数字表記をし、できればモデル着用画像を載せることをおすすめします。

jumiaサイト内で販売禁止事項の記載はありません。

従って、燃える恐れのあるもの、動物などの生体、薬物といった、日本国内で販売禁止されているものは販売できないと考えておけば良いでしょう。

ただし、ヘンプ商品などは日本国内でも販売できますが、濃度の違いで国によっては一部商品が違法となることもあります。こちらも注意が必要です。

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