海外リユース探訪記

【クーボンの海外リユース探訪記 Vol.4】東南アジア編ータイ

海外リユース探訪記2023-05-24

明るくて親日派多い国タイ 好感持ってくれてありがたい

これまでの連載はこちらを御覧ください>>

今回からカンボジアのお隣の国、タイについて紹介していきます。タイには2022年9月、今年1月、2月と半年間で3度訪れています。リユース視察で訪れたのはこれで5回目。いつ行ってもタイの人の明るさや、カラフルな街の活気に元気をもらえます。タイは親日派の人がとても多く、9割の国民が日本に対して好感を持ってくれているそうです。ありがタイ(笑)。タイ在住でビジネスをしている日本人に聞くと、「海外に住むならタイが一番おすすめ!」と言われるほど、日本人にとって居心地の良い国なのです。

「バンコク日本博」3年ぶりに開催

「バンコク日本博2022」を訪問

昨年訪れた際、タイ最大級の日本PRをテーマにしたイベント「バンコク日本博」が9月2日から4日までの3日間、バンコクの中心部にある巨大ショッピングモール「サイアムパラゴン」で開催されていました。周辺は観光客に人気があるエリアです。日本の製品やサブカルチャー、食、仕事など、ジャンルごとに様々なブースがあります。3年ぶりの開催ともあってか、多くの人が集まっていました。

日本のアニメやカルチャーのブースはとても賑やかで、コスプレしている人もチラホラ。日本のコミックマーケットのようでもありました。会場内にはステージも設置され、EXILE関連アーティストや、タイで大人気のBNK48(AKBグループ)のライブも大盛り上がり。想像以上に親日家の現地の方が、それぞれのブースを楽しんでいる姿が印象的でした。

「ワンピース」はタイでも大人気

タイ国境近くで暮らすミャンマー避難民の現実

スラム街 ここで人が生活をしています

内戦によってタイに避難しているミャンマーの人たちが暮らす場所で、彼らが置かれている実態を学ぶ機会がありました。住んでいる地を追われ、国内で避難民になるか、国境を越えたところに潜伏するしかないミャンマーの人たち。家賃4000円ほどの、雨が降れば浸水してしまうような不衛生な場所で、普通の生活ができる状況ではありません。国境を越える時に見つかった人たちは追い返されてしまいます。
ですが、国境を越え、仕事に就き生活を始めた人に対しては、タイの労働省に登記すれば合法だと見なしてもらえる。
日本人が知らないグレーで過酷な現実を目の当たりにしました。自分にできることは何だろうと考えた時、まずはこの現実を知ることが第一歩だと思いました。

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