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【2026年最新】日本からCatawikiに出品する方法:海外コレクターに売りたいセラー向け実務ガイド

Catawikiリユース・越境 戦略ガイド 作成 2026-06-16

Catawikiは、アート、時計、ジュエリー、カメラ、古書、トレーディングカード、アンティークなどの「特別な品」を扱うオンラインオークション型マーケットプレイスです。欧州の買い手が多い印象のあるサービスですが、公式ヘルプ上では日本は「出品可能な国・地域」に含まれています。つまり、日本在住のセラーでも、条件を満たせばCatawikiに出品できます。

ただし、日本からの出品は「海外向けに売れる」だけでなく、「EUを含む国際発送」「通関書類」「禁制品」「高額品の補償」「購入者とのトラブル対応」まで自分で設計する必要があります。この記事では、Catawiki公式情報と日本の公的・準公的ソースをもとに、日本から出品を始めるセラー向けに実務の流れをまとめます。

まず押さえるべき結論

  • 日本はCatawikiのサポート対象セラー国に含まれています。
  • 出品には無料アカウント作成と、StripeまたはPayoneer経由の本人確認が必要です。
  • 出品自体は無料で、売れた場合にセラー成功手数料がかかります。
  • 公式ページでは、セラー成功手数料は落札価格の12.5%と追加の固定額、税抜きと説明されています。
  • 日本のようなEU域外セラーは、発送・通関・追跡・保険の設計がとても重要です。
  • Catawiki上の全セラーは、少なくともEU内の全ての国へ発送できる必要があります。
  • 日本郵便を使う場合でも、EMSで送れない貴重品、航空危険物、国別禁制品、文化財関連の証明などを事前に確認する必要があります。

日本から出品できるのか

Catawikiの公式ヘルプ「What countries and territories can I sell from?」では、現在サポートしているセラー国・地域の一覧に「Japan」が掲載されています。

Catawikiは全世界どこからでも出品できるサービスではなく、サポート対象国・地域に居住または拠点があることが前提です。日本は対象に入っているため、日本在住者・日本拠点の事業者でも出品の入口には立てます。

ただし、商品カテゴリーごとのガイドライン、輸出入規制、配送会社のルール、購入者の国の輸入規制は別途確認が必要です。

出品の基本フロー

Catawikiでの出品は、大きく次の流れです。

  1. Catawikiの無料アカウントを作成する
  2. セラー情報を登録する
  3. 本人確認と支払い受け取り情報を設定する
  4. 出品したい品物の写真、詳細、説明、想定価格、配送情報を入力する
  5. Catawikiのエキスパートによるオンライン審査を受ける
  6. 承認されると、適切なオークションに組み込まれる
  7. 落札後、購入者の支払い確認を待つ
  8. 3営業日以内に追跡付きで発送する
  9. 配達確認後、入金スケジュールに沿って売上が支払われる

Catawiki公式ヘルプでは、出品には無料アカウント作成が必要で、出品プロセスでは画像、詳細情報、説明、配送情報などを入力すると説明されています。また、販売にあたっては決済パートナーであるStripeまたはPayoneerを通じて本人確認を行うとされています。

日本セラー向けの解説動画や越境EC支援会社の案内では、Catawiki公式の一般ヘルプではStripeまたはPayoneerと案内されているため、日本から本格的に始めるなら、Payoneerを事前に準備しておくと良いでしょう。

出品前に準備するもの

写真

Catawikiでは、出品物はエキスパートがオンラインで審査します。
現物をCatawikiに送って鑑定してもらう仕組みではないため、写真の質が非常に重要です。

最低限、次の写真を用意すると審査・入札の両方で有利です。

  • 正面、背面、側面、底面など全体がわかる写真
  • ブランド名、刻印、サイン、シリアル番号、ホールマークなどの拡大写真
  • 傷、欠け、汚れ、変色、動作不良箇所などマイナス情報の写真
  • 付属品、箱、保証書、鑑定書、購入証明、修理履歴などの写真
  • サイズ感がわかる写真。ただし誤解を招く演出写真は避ける

高く売るためというより、後日のクレームを避けるために「欠点も含めて写す」ことが重要です。

説明文

説明文では、買い手が海外にいることを前提に、客観的な情報を優先します。

  • 商品名、メーカー、作家名、年代、素材、サイズ、重量
  • 状態。未使用、中古、修理歴、動作確認の有無
  • 真贋・来歴・購入元・証明書の有無
  • 付属品に含まれるもの、含まれないもの
  • 国際発送時の注意点
  • 日本語由来の固有名詞は英語表記も併記する

特に時計、カメラ、万年筆、楽器、古美術、トレカ、フィギュアのように状態評価が価格に直結する商材では、写真と事実ベースの説明が信頼されます。

手数料と価格設計

Catawiki公式のセラーページでは、セラー成功手数料は「12.5%と追加の固定額」と説明されています。ヘルプ記事でも、売れた後にセラー成功手数料がかかり、落札価格の12.5%と追加固定額、税抜きと説明されています。

価格設計では、少なくとも次を見込んでおくと良いでしょう。

  • 落札価格から差し引かれるCatawikiのセラー成功手数料
  • 手数料にかかるVATなどの税務上の扱い
  • 梱包資材費
  • 追跡付き国際送料
  • 保険料
  • 為替差
  • 返品・破損・不着時のリスク
  • 日本側の事業所得・消費税・古物営業などの自分側の税務・法務コスト

Catawikiでは買い手が送料を支払うのが基本ですが、送料が高すぎると入札意欲が落ちます。
公式ヘルプでも、送料が入札や落札額に影響し、公正な送料設定が重要だと説明されています。

日本から欧州へ送る場合は送料が高くなりやすいため、商品価格と送料の合計で競争力があるかを見ておきましょう。

また、出品が承認されても、すぐにライブ掲載されるとは限りません。オークション編成上、掲載予定のステータスで待機する場合があります。承認後は、開始予定や修正依頼の有無をセラー画面で確認しましょう。

配送設定:日本セラーが一番注意すべきところ

Catawikiの配送方法には、スマート配送とマニュアル配送があります。

スマート配送はCatawikiの統合配送サービスで、承認済み配送会社から選び、販売後にプリペイドラベルが生成される仕組みです。ただし公式ヘルプでは、プライベートセラーのスマート配送はEU VATエリア内発送に限られ、プロセラーは世界対応とされています。スマート配送が使えない場合は、マニュアル配送でセラー自身が配送会社、送料、追跡番号を管理します。

日本からの個人・小規模セラーは、実務上マニュアル配送になるケースを想定して準備しておくのが安全です。

Catawiki公式ヘルプでは、マニュアル配送ではセラーが発送を管理し、配送会社を選び、送料を設定し、追跡情報を入力し、発送全体に責任を負うとされています。また、追跡と配達確認がない配送会社は受け付けられず、入金遅延につながると説明されています。

配送で守るべき実務ルール

  • 購入者の支払い確認後、3営業日以内に発送する
  • 追跡番号が発行され、配達確認が取れるサービスを使う
  • 高額品・壊れ物は保険を付ける
  • Catawikiの注文ページに表示された住所へ発送する
  • 追跡番号を正確に入力する
  • 発送遅延やトラブルがあれば、購入者へメッセージで説明する
  • 通関書類を正しく作成する

CatawikiのSeller Termsでも、販売後は購入者の支払い確認から3営業日以内に発送すること、追跡付きで送ること、輸送中の損傷・紛失リスクをセラーが負うことが明記されています。

日本郵便・国際配送で確認すること

日本から海外へ送る場合、日本郵便のEMS、国際小包、国際eパケット系サービス、またはDHL、FedEx、UPSなどの国際宅配便を検討することになります。

日本郵便を使う場合、公式サイトでは、国際郵便で送れないもの、国や地域によって送れないものがあるため、発送前に確認するよう案内されています。例として、火薬類、可燃性液体、圧縮ガス、マッチ・ライター、酸化性物質、毒物、放射性物質、麻薬、ライブアニマル、ポルノ的物品などが挙げられています。

特にCatawiki出品で注意したいのは次の品目です。

  • 香水、スプレー、ライター、インク、塗料、電池など航空危険物に該当し得るもの
  • 金、銀、プラチナ、宝石、紙幣、コインなどの貴重品
  • 酒類
  • 刀剣、武器、模造武器
  • 象牙、ワシントン条約対象素材
  • 古美術品、文化財に関係するもの
  • ブランド品の偽物、権利侵害品

日本郵便の公式情報では、貴重品はEMSでは送れず、一定の郵便種別で書留または保険付きとして送る必要があるとされています。つまり、高額時計、宝石、貴金属、コイン類などは「Catawikiで売れたからEMSで送ればよい」と単純に考えないほうがよいです。発送方法ごとの可否と補償上限を、品目・国別に確認しましょう。

通関書類とインボイス

日本郵便の公式ページでは、国際郵便で物品を送る場合、内容品の名称、数量、価格などを記載した税関告知書CN22またはCN23を作成し、郵便物に貼付または添付すると説明されています。国際郵便マイページサービスでラベルを作成すると、必要な税関告知書も自動で印刷されます。

セラーとしては、次を正確に記載します。

  • 内容品名。曖昧な「gift」「parts」「goods」は避ける
  • 数量
  • 重量
  • 申告価格
  • 原産国
  • HSコード。わかる場合
  • 販売品であること
  • 返品時の扱い

購入者側の関税、輸入VAT、通関手数料は、通常購入者の国で発生します。Catawiki公式ヘルプでも、EU域外など国際取引では通関費用が発生する可能性があり、配送元と購入者の国の規制に依存すると説明されています。

重要なのは、購入者に気を使って過少申告しないことです。過少申告は通関遅延、罰則、没収、保険不払い、Catawiki上のトラブルにつながります。

古美術・アンティーク・文化財は追加確認が必要

日本から古美術品を輸出する場合は、通常の商品より慎重に確認する必要があります。

文化庁は、国宝、重要文化財、重要美術品などは原則として輸出が禁止され、古美術品を輸出する場合には、それらに指定されていないことを示す「古美術品輸出鑑査証明」が必要になると説明しています。

Catawikiにはアジア美術、アンティーク、考古学、自然史などのカテゴリーがありますが、カテゴリーに出品できることと、日本から合法的に輸出できることは別問題です。古美術、刀装具、仏像、掛軸、陶磁器、考古資料、動植物由来素材が関係する品は、出品前に専門家、文化庁、税関、配送会社へ確認するのが安全です。

禁制品・規制品:Catawiki側と日本側の両方を見る

Catawiki公式の禁止・制限品ポリシーでは、違法品、盗品、偽物、知的財産権侵害品、児童性的虐待素材、薬物、危険物、放射性・有毒物質、規制対象の武器、CITESに違反する象牙などの動物由来品、人骨などが禁止または厳格に制限されています。

一方、日本の税関も、輸出禁止品として、麻薬・向精神薬・大麻・あへん・覚醒剤、児童ポルノ、知的財産権侵害品、不正競争防止法上問題となる物品などを挙げています。

つまり、出品前には次の3つをすべて確認します。

  1. Catawikiで出品可能か
  2. 日本から輸出可能か
  3. 購入者の国へ輸入可能か、配送会社が運べるか

この3つのどれか一つでも駄目なら、販売後にキャンセル、没収、返品、アカウント制限、買い手との紛争につながる可能性があります。

入金のタイミング

Catawiki公式ヘルプでは、発送が正常に進んだ場合、購入者の住所へ商品が届いてから3日後に支払い準備が整い、その後、セラーが設定した支払い頻度に沿って支払われると説明されています。

追跡情報が正しく入っていない、配送会社の追跡で配達済みにならない、購入者が3日以内に問題を報告する、クレームが開かれる、といった場合は入金が遅れる可能性があります。

日本からの国際発送では、追跡が途中で止まる、現地配送会社へ引き継がれた後の更新が遅い、通関で止まる、といったことがあります。高額品ほど、追跡精度の高い配送会社を選ぶ価値があります。

日本セラー向けチェックリスト

出品前:

  • 日本がセラー対象国であることを確認した
  • 自分が個人セラーかプロセラーか整理した
  • StripeまたはPayoneerの本人確認に必要な情報を準備した
  • 商品カテゴリーごとのCatawikiガイドラインを読んだ
  • 出品物がCatawiki禁止・制限品に該当しないことを確認した
  • 日本から輸出可能か確認した
  • 購入者の国へ輸入可能か確認した
  • 5枚以上の明瞭な写真を準備した
  • 傷や不具合も写真と説明に含めた
  • 追跡付き配送方法と保険を確認した
  • EU全域への送料を試算した

落札後:

  • 購入者の支払い確認前に発送しない
  • 3営業日以内に発送する
  • Catawiki注文ページの住所を使う
  • 税関告知書・インボイスを正確に作る
  • 追跡番号をCatawikiに正確に入力する
  • 購入者からの問い合わせに早めに返信する
  • 配達完了まで追跡を確認する
  • クレームが出た場合は写真、発送控え、通関書類、追跡履歴を揃える

Catawikiに向いている日本発の商品

日本から出すなら、送料や通関リスクを考えると、軽くて、単価が高く、海外コレクターの需要があるものが向いています。

たとえば次のような領域です。

  • ヴィンテージ腕時計、時計パーツ。ただし真贋・修理歴・電池・防水表記に注意
  • フィルムカメラ、レンズ。ただし動作確認とカビ・曇り・傷の説明が必須
  • 万年筆、ライター。ただしインクや燃料、ガスは配送規制に注意
  • トレーディングカード、ゲーム関連コレクション。ただし真贋と状態写真が重要
  • 日本の現代アート、版画、写真。ただし証明書と著作権・来歴に注意
  • 古書、ポスター、音楽関連品。ただし状態と臭い、破れ、日焼けを明記
  • 陶磁器、工芸品。ただし破損リスクと文化財・古美術関連の確認が必要

逆に、重い家具、大型額装品、割れやすい低単価品、航空危険物を含む品、輸出許可が必要か判断しにくい古美術品は、初心者には難易度が高めです。

まとめ

日本からCatawikiに出品することは可能です。公式ヘルプ上でも日本はサポート対象のセラー国に含まれており、無料アカウント作成、本人確認、出品情報の入力、エキスパート審査を経てオークションに出す流れになります。

一方で、日本セラーにとって一番の実務ポイントは「国際発送を甘く見ないこと」です。Catawikiでは追跡付き配送、3営業日以内の発送、正確な送料設定、通関書類、配送トラブル時の対応が重要です。さらに日本郵便・税関・文化庁・配送会社・購入者国の規制も確認する必要があります。

まずは、軽くて壊れにくく、単価があり、来歴や状態を明確に説明できる商品から始めるのがおすすめです。最初の数件は利益最大化よりも、写真、説明、送料、追跡、購入者対応の型を作ることを優先すると、Catawikiで長く売るための土台になります。

参考ソース

Catawiki: What countries and territories can I sell from?
Catawiki: How does selling on Catawiki work?
Catawiki: How to sell
Catawiki: What are my shipping options?
Catawiki: How do I choose a shipping company and set shipping rates?
Catawiki: What shipping rules apply to me?
Catawiki: Can objects be shipped to any country?
Catawiki: Prohibited and Restricted Items Policy

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