弊社代表大久保のドバイ出張記 その2
お知らせ2022-12-12
ドバイ出張記の後編です。
その1はこちらをご覧ください。
■日本の中古車について
ドバイから15キロほど離れたシャルジャーにある中古車街にも行ってきました。
シャルジャーは家賃がドバイの1/2ほどのエリア。
ここに行くと「気をつけて!」と言われます。何に?車に轢かれないように。
ここでは、日本の中古車がとても多く売れています。車は本体丸ごとだけでなく、カットして全てのパーツが売れるほど人気の品。日本で車を半分にカットしてコンテナで運び、現地でさらにバラして、ボディ、エンジン、ライト、足周りと、残るものがないのです。これらの車やパーツが取引されている場所は、少し離れたドバイとはかなり違うイメージ。車だけでなく、自転車やバイクも大量に積み重ねられていました。ここから中東やアフリカへと売られていきます。
日本が世界に誇れる1番のブランドは車ではないでしょうか。
日本の中古車業界と一緒に、もっと日本の中古車でドバイを盛り上げることができるなと思いました。
■ドバイの金銭感覚
移動をするときも、食事をするときも、アクティビティを体験するときも。ドバイの金銭感覚、物の値段の差に驚くことが多々ありました。例えば日本で言う個人タクシーのようなサービスは、完全にボッタクリと言いたくなるような値段。ここは大阪弁で値切り交渉成立させました。
タクシーアプリはUberよりもCareemというものの方が安くておすすめです。普通に乗るとメーターを押されないなど3回ほど揉めることがあり、まだまだ質の悪いタクシーが多い印象でした。やはりアプリは正しい入り口を作ることの価値を感じた出来事でした。
ホテルに入っている日本食の居酒屋【木村屋】では、黒毛和牛しゃぶしゃぶ食べ放題が1,554ディルハム。日本円に換算するには、かける40なので、62,000円!かと思えば、街中で火鍋のお店に入ったら、一人前59ディルハム=2,400円弱。こう言うところではお酒の提供がなかったりします。でも、お店の人にビールを注文すると、こっそり値段を教えてくれて持ってきてくれたりする「闇」感も楽しみました。1,500ディルハムを超えるメニューのある居酒屋もちゃんとお客さんは来るし、ガリガリくんに似たラムネアイスが日本円で1本400円もするのに売れている。ドバイは、食にはお金をかけるところなのだと思いました。
現在は1ディルハム40円だけれど、10年ほど前は20円の価値だったそう。日本人は知らず知らずのうちに勝手に貧乏になっているなと思わされた、ドバイの金銭事情でした。
■体験して感じた越境ECの可能性
船に乗ったり、プールに行ったり。いくつかのアクティビティを体験して、実際の価格以上の満足感を得ることができました。
ドバイの観光は、ビジネスモデルとして真似できるところがたくさんあると思います。日本でできる「体験」も、海外モールを通じて世界中へ提供していきたいと思いました。
体験以外では、やはり車が一番印象的でした。
■まとめ
日本からドバイに行ってビジネスを展開しているのは約450社。そのうち約100社はUAEの主な産業である石油関係の仕事だそうです。
煌びやかなイメージから夢を持ってドバイへ行っても、現実は甘くない。きちんとしたベースを持って越境ECで可能性を広げたい。そんなことを思ったドバイ出張でした。
中古、海外と言えばワサビ!としては、越境ECでさらに世界と繋がりたい皆さんと、いつかドバイツアーができたらいいなと考えています。あらゆることを吸収してきたので、ガイドはお任せください。タクシーもしっかり値切ります。