ワサビ開発の粗大ゴミ回収アプリ、近畿大学主催『プロトフェス』でサステナブル・インパクトアワードを受賞しました
お知らせ2024-09-25
この冬に公開予定の株式会社ワサビが開発する粗大ゴミ回収アプリが第二回プロトフェスにてサステイナブル・インパクトアワードを受賞しました。
プロト・フェスとは
「おふろに入っているときにたまたま思いついたアイデア」を形にしてみた。
「コンテストや社内審査では評価されなかったアイデア」をなんとか実現したい。
アイデアは形にすることでさらに可能性が生まれてきます。
そして未来のイノベーションにつながるアイデアは当初は周りの評価は高くないものばかりです。
プロト・フェスは、近畿大学デザイン・クリエイティブ研究所が企画・運営する、多様な人々がアイデアのプロトタイプ(フィジカル・プロトタイプ、ビデオプロトタイプ、プログラミングなど)を持ち寄る場です。
そして組織や分野を超えた多様な人々の評価や意見によってアイデアを成長させるイノベーション・プラットフォームです。
(引用:https://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/design-creative/news_protfes_02.html)
概要
日時:2024年9月20日・9月21日
場所:近畿大学東大阪キャンパス 2号館 実学ホール
対象:学生、教職員、一般の方(参加無料、事前申込必要)
主催者:近畿大学デザイン・クリエイティブ研究所
後援団体:経済産業省 近畿経済産業局、中小機構、東大阪市、八尾市、公益財団法人 大阪産業局
協力公的機関・企業:神戸市、大阪商工会議所、GOB株式会社、THE DECK
今回のアワード
各テーマに基づいて8つのアワードが授与され、 本アプリは「サステイナブル・インパクトアワード」を受賞した。
【サステイナブル・インパクトアワードとは】
持続可能性な影響を具体的に示したプロトタイプを表彰する。 環境や社会に利益をもたらし、持続可能であることが伝わる点が評価される。
受賞内容
この度、近畿大学経営学部商学科デザイン・クリエイティブ研究所の名渕浩史准教授の指導のもと、名渕研究室に所属するゼミ生と株式会社ワサビが共同開発したプロジェクト「未来をつなぐリユース リユコネ(仮)—粗大ゴミを再販する—」が「サステイナブル・インパクトアワード」を受賞いたしました。
名渕 浩史氏のプロフィール
名渕浩史
近畿大学 経営学部 商学科 准教授
大阪市立大学大学院 創造都市研究科(現 大阪公立大学大学院 都市経営研究科)修士課程修了。
2017年 近畿大学 経営学部 講師、2020年より現職。実践経営学会 理事。一般財団法人京都府民総合交流事業団 理事。
本プロジェクトでは、粗大ゴミ回収アプリのUI開発を共同で行い、特に色覚障害者にも使いやすい配色や、リユース選択時のポイント制度など、ユーザビリティを重視した設計が採用されました。学生たちはBtoC電子商取引におけるマーケティングとビジネスモデルの知見を活かし、実際のアプリ画面作成に取り組みました。
粗大ゴミ回収アプリについて
株式会社ワサビが開発中の「粗大ゴミ回収アプリ」は、従来の回収フローに「リユース」機能を新たに追加しました。市民がアプリ内でリユースを選択すると、アプリが自動的にリユース業者とごみ収集事業者に通知し、市民は指定の回収場所に粗大ゴミを出すだけで、簡単かつ安全にリユースが可能となります。この取り組みは、焼却処分される粗大ゴミの削減や、CO2削減など、環境への負荷軽減に貢献する革新的なシステムとなります。
※詳細は後日発表予定となります