海外EC調査部
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海外EC調査部2024-02-19
越境ECで食品を販売したい!避けて通れないFDAについて考える―2 BtoC販売の場合
前回の記事(越境ECで食品を販売したい!避けて通れないFDAについて考える―1)では、大手食品メーカーが自社倉庫や製造施設などを運営している場合、かつ自社製品をアメリカ市場に流通させたい時(BtoB販売の場合)に必要な手続きについて解説をしました。この記事では、企業から個人への販売、BtoC販売について解説していきます。 FDAの役割―BtoC販売の場合 企業から個人へ「個人……
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海外EC調査部海外リユース探訪記2023-09-04
【クーボンの海外リユース探訪記 Vol.12】アジア編ー中国
前回紹介した天津には、ユニークなリユーススポットとして「天津古文化街」の骨董品市があります。この通りでは、さまざまな骨董品や工芸品、楽器や陶磁器、その他さまざまな美術品が道にはみ出すほど並べられ、販売されています。中には「掘り出し物」も眠っているようです。私はその分野に関して不見識ゆえ、見つけることはできませんでしたが、我こそは中国美術品に自信ありという方、一度足を運んでみてはいかがでし……
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海外EC調査部2023-08-21
TikTokの抖音(DouYin)の運営する急成長の中国EC
抖音電商は、2020年からサービスを開始した比較的新しいECです。しかしながら、運営元である上海格物致品網絡科技の抖音(中国版TikTok)の1日あたりのアクティブユーザー数は6億人を突破、また2021年時点でのGMV(流通取引総額)は8,000億元(15兆2,878億円)を超えています。中国でのライブコマースを牽引するサービスとして、この先も大きく成長が予想されるECと言えます。 ……
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海外EC調査部2023-07-19
中国ライブコマース最前線「淘宝直播・抖音直播・快手直播」
ライブコマースとは、動画をライブ配信し視聴ユーザーに向けて買い物を促していく方法です。日本ではまだ浸透しているとは言えませんが、この手法で売り上げを売り上げを伸ばしている中国では、次々に動画配信を行うインフルエンサーが誕生しています。 ライブコマースの最先端・中国の三大勢力「淘宝直播・抖音直播・快手直播」 現在、中国のライブコマースの市場規模は、今年2023年には4.92兆中……
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海外EC調査部2023-04-11
中国のZ世代狙いうちフリマアプリ「95FEN」
95FENは、中国発のスニーカー・ファッション・トレンド商品のECプラットフォームPOIZONが運営する新たなフリマアプリです。2019年12月、中国のZ世代をターゲットにリリース以降、スニーカーやファッション、ハイブランドアイテムを始めとしたコレクションを扱うプラットフォームとして人気を集めています。 95FENのユーザー層 95FENのユーザーの大半、約8割以上は1995……
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海外EC調査部2023-04-06
世界最大級のスーパーマーケットWalmart、日本セラーを積極的に誘致
Walmartと言えば、販売事業者のみならず日本の消費者にも知名度の高い、世界最大のスーパーマーケットです。過去には日本のスーパーマーケットチェーンである西友とも提携しており、Walmart実店舗を知らずとも、提携当時の西友店舗でアメリカンナイズされた超大型スーパーマーケットを体感した人は多いかと思います。 そんなWalmartですが、EC事業も近年急速に売上を伸ばしており、ついに……
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海外EC調査部2023-03-27
越境ECで食品を販売したい!避けて通れないFDAについて考える―1
越境ECにおいて食品を扱う上で、避けて通れないのが各国の輸入規制です。特にアメリカのFDA(Food and Drug Administration)、アメリカ食品医薬品局による規制については、越境ECに携わる人であれば一度は調べた経験があるのではないでしょうか。補足すると、FDAは基本、食品だけでなく人の肌に触れたり体内に摂取されるものー化粧品や香水、薬品などを輸出する時にも必要な認証……
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海外EC調査部2022-12-07
弊社代表大久保のドバイ出張記 その1
11月中旬、出張でアラブ首長国連邦の都市、ドバイへ行ってきました。 みなさん、ドバイって都市名だとご存じだったでしょうか。私は国の名前だと長らく思い込んでいました。小さな都市でありながら国だと勘違いさせるインパクトがある都市ドバイへの出張。越境ECのことや、ドバイで感じたこれからのビジネスの可能性だけでなく、あらゆることを見て聞いて体験してきたドバイ出張。お伝えしたいことが盛りだくさんなの……
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海外EC調査部2022-07-19
中国のEコマースの紹介―広がりを見せるライブコマース
近年、中国のEコマースプラットフォームでは、ライブ配信で自ら商品を使用し、セールスプロモーションを行うユーザーが多く見られます。 商品開発を行う企業の担当者や、ライブコマースを専門に仕事として請け負う業者も現れ、新たなビジネスモデルとして流行を見せています。さらに、芸能人など著名人がライブ配信を行い、自分が持つ知名度を活かし視聴者を呼び込む事でアクセス数を増やすという方法が、ライブ……