【クーボンの海外リユース探訪記 Vol.14】アジア編ーベトナム
海外リユース探訪記2023-10-03
侮れないアパレルショップ
今回はホーチミンにあるリユースアパレルショップを2店紹介します。
「ĐồSi C68(Cửa hàng 1)」というアパレルショップはなかなかユニークなお店でした。南国テイストな店構えは、大阪でいえば心斎橋あたりでも違和感がなさそうな雰囲気で、なかなかのクセもの。レディースを筆頭に、スポーツアパレルから払い下げミリタリー、ブーツまで品ぞろえが充実していました。
TikTok活用しLIVE販売
この店で販売されているリユース品の輸入元は、日本のみならず韓国や中国、アメリカにオーストラリアなどさまざま。多くの品物はカンボジアから陸路で仕入れているようです。さらにはTikTokを活用してLIVE販売を行うなど、リユースビジネスに対してかなり意欲的な姿勢が窺えました。ただ、本物と偽物をあまり区別なく販売している点や、床に売り物の陶器を雑多に並べてあるせいで、歩きづらい点が気になりました。
激戦区で7年営業
もうひとつ、「Steal」というお店も訪問しましたが、こちらは割とこざっぱりしていた感じがありました。ジーンズの種類も豊富で、スタッフの対応も気さくで良い印象でした。特筆すべきは、競争の激しい地区でありながら7年間も続けられていること。経営がしっかりしているのでしょうね。こういったお店であれば、ベトナム渡航経験が少ない方でも気軽に入りやすいかもしれません。
今回の旅で感じた印象ではありますが、ホーチミンにおいてリユースアパレルショップの数はまだそれほど多くなく、「これから」という印象がありました。ベトナム進出を狙うのであれば、古着が狙い目かもしれません。