クーボンの海外リユース探訪記

【クーボンの海外リユース探訪記】Vol.76 ブラジル連邦共和国1

クーボンの海外リユース探訪記 作成 2026-04-03

この連載は、世界を股にかけた循環型社会を作るために、
弊社代表の大久保が見てきた海外のリユース情報や旅行記をお届けするコラムです。
最新の連載はリユース経済新聞の紙面で読むことができます。

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今回、ブラジルを訪れた2月末は、世界的にも有名なお祭り「リオのカーニバル」が開催中!お祭り好きな人々で、リオの街はおもちゃ箱をひっくり返したかのように大賑わい!

カーニバル沸くブラジルで
安くて丈夫と信頼の日本ブランド

ワサビ サンボードロモ内で熱狂のカーニバル
サンボードロモ内で熱狂のカーニバル

7万人を収容できる大規模なサンボードロモ(会場)で繰り広げられる、巨大フロートと踊り手たちのド派手なパレードもとてつもない盛り上がりぶりでした。さすが「世界で一番熱狂的なお祭り」と呼ばれるだけの熱気を体感することができました。

地球の裏側にて
均一価格を捨て勝負

ブラジルの人々の中で、特に大きな人気を獲得していたのが、大手100円ショップの「ダイソー」です。JETRO(日本貿易振興機構)によれば、2023年末のブラジル国内におけるダイソーの店舗数は148。我々が現地のダイソーを訪れた際にも、多くのお客さんで賑わっていました。

なぜ、ブラジルでダイソーが高い人気を獲得しているのか。「ダイソーは100円ショップで商品の単価が安いからだ」との考えは、半分正解で半分不正解です。実はブラジルのダイソーは100円ショップではありません。販売されている商品の価格はだいたい270円以上に設定されており、たとえば事務用のハサミなどは450円です。

壊れぬ品を安価に
家計の味方

そもそも、ブラジル国内のダイソーは均一的な価格で商品を売る店であることをまったくアピールしていません。

「100円ショップじゃないダイソーってなんかパッとしない」と思われるかもしれませんが、ブラジルでは事情が大きく異なります。まず、ダイソーで販売されている商品はブラジルの物価では充分に安価な価格設定となっています。そして、ダイソーが販売している商品の「質」は、ブラジルの人々の間では非常に高く評価されています。発展し続けているブラジルではありますが、国内における商品の質は必ずしも安定しておらず、まともに使えない品を売りつけられて、ただでさえ少ない収入を浪費してしまうといったこともしばしばです。その状況を踏まえると、ダイソーで販売されている商品はどれも問題なく使用することができ、しかも安価!

もっとストレートに言えば、ブラジルにおいてダイソーは「高品質な商品を安価で購入できる日本の”ブランド”」として認知されているというわけです。

海外において日本と全く異なる点から評価されている日本企業は少なくありません。もしご興味があれば、一度調べてみるのもよいでしょう。

ワサビ ダイソーオリジナル商品は日本語パッケージで販売
ダイソーオリジナル商品は日本語パッケージで販売

株式会社ワサビ
代表取締役 大久保裕史(オオクボ・ヒロシ)
1975年大阪府出身。リユース業界で20年以上のキャリアを持つ。前職の古着店にて、EC黎明期から中古品販売のノウハウを蓄積し、楽天市場「中古部門」の初代ショップ・オブ・ザ・イヤーを2年連続で受賞。2012年に株式会社ワサビを創業。「海外×リユース×テクノロジー」を軸に、クラウドシステム『ワサビスイッチ』等の開発を展開。日本企業の海外販売(越境EC)を支援し、テクノロジーでリユース市場を世界へ拡大させている。




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