家具や家庭用品・住宅に関する商品などを販売するアメリカのEC wayfair(ウェイフェア)、日本からセラー利用するには?
海外EC調査部2022-04-26
Wayfairは、家具や家庭用品などを販売するアメリカのECサイトです。
アクティブユーザーは2,700万人以上、年間3,000万件以上の取引が行われ、コロナ禍においても急成長しています。
日本からセラーとして登録は出来る?
Wayfairでは北米・ヨーロッパに事業拠点が無くても、販売事業者として販売ができます。
オーダーメイド家具なども販売ができます。
登録申請と説明のページはこちら。
https://partners.wayfair.com/d/ph-acquisition-lao-ui/learnaboutofferings?locale=en-US
申請は全文英語です。
とは言っても、ブラウザの翻訳機能を利用すれば大抵の理解は出来るかと思います。
出品手数料は0円
出品手数料は0円です。
Wayfairがセラー登録者に商品の卸売費用を支払い、小売価格を設定します。
ただし、Wayfairでの販売はドロップシッピング方式のため、注文が入った際にはサードパーティロジスティクス(3PL)での配送か、自社で海外に製品在庫を置ける倉庫を所持しているか、Wayfair CastleGate倉庫に申請をしているかの3択になります。
出品手数料はかかりませんが、商品在庫を置く海外倉庫への送料はセラーが負担しなければなりません。
注文が入った場合、送料はどうなる?
送料はWayfairが100%負担します。
Wayfairはドロップシッピング方式のため、サイトから注文が入るとセラーの商品倉庫へ注文を送信し、製品を選び梱包した後に顧客へ送付します。
返品された場合の送料負担はなし
元々、Wayfairで販売されている商品に関しては、送料全額顧客負担で30日間の返品期間を設けているため、セラー側での送料負担は必要ありません。
セラー登録時、返品を受け付けるかどうかの選択は可能です。(下記、画像参照)
ですが、Wayfairからは中古品や再度販売不可の状態で返品された場合を除いて、セラーの倉庫へ返品させてほしいとの要望が出されています。
なお、顧客対応などのカスタマーサービスの全てもWayfair側でカバーして貰えます。
wayfairから発送可能な地域
wayfairから発送可能な地域は、北米・ EU・イギリスのみとなっています。