【2026年最新版】メルカリShopsでエコメルカリ便は使える?PUDO発送方法との違いを解説
メルカリShopsリユース・越境 戦略ガイド 作成 2026-06-19

エコメルカリ便は、メルカリで使用できる配送サービスです。
2026年4月から、メルカリの配送サービス「エコメルカリ便」が、宅配便ロッカー「PUDOステーション」から発送できるようになり、注目が集まっています。
本記事では、2026年最新のエコメルカリ便やPUDO発送の仕組みについて整理します。
同時に、通常メルカリとメルカリShopsの違いを明確にし、事業者向けの配送最適化について解説します。
目次
エコメルカリ便は通常配送と何が違う?

通常配送との違い
エコメルカリ便は、通常メルカリで提供されている非対面型の配送サービスです。
一般的な配送方法と大きく異なるのは、購入者が「置き配」での受け取りを指定することを前提としている点といえます。
配達員が購入者の自宅周辺の指定場所に荷物を置くため、再配達の削減に貢献する仕組みとなっています。
発送側にとっても、指定のロッカーやボックス、あるいは自宅周辺からの置き発送が利用できるため、人と対面することなく出荷を完了できますが、通常の宅急便のように到着日時の指定はできません。
安価で手間がかからない代わりに、お届け日時の細かな利便性を手放すという交換条件が存在します。
※出典:メルカリびより「エコメルカリ便が宅配便ロッカーPUDOからも発送できるようになりました」
https://jp-news.mercari.com/info/52877
送料・サイズ・対応条件
注目すべきは、サイズを問わない一律の料金体系です。
60サイズから160サイズまで、重さ10kg以内の荷物を全国一律730円(税込)で発送できます。
通常メルカリの「らくらくメルカリ便(宅急便)」と比較すると、そのサイズによっては送料差が大きくなるケースがあります。
・60サイズ:通常750円 → 差は小さい
・120サイズ:通常1,200円 → 差が大きい
・160サイズ:通常1,700円 → 大幅差
このように、特に80サイズ以上の商品では、通常配送より送料を抑えやすい設計です。
利用するには、出品時に配送方法を「らくらくメルカリ便」または「ゆうゆうメルカリ便」に設定しておく必要があり、そのうえで、購入者が購入手続き時に「置き配」を選択した場合に限り、エコメルカリ便を利用できます。
※出典:メルカリガイド「エコメルカリ便とは」
匿名配送との関係
個人情報の保護という観点でも、通常配送と同様の安心感が担保されています。
エコメルカリ便は、宛名書きが不要な匿名配送に対応しています。
出品者と購入者が互いの氏名や住所を知られることなく取引を進められる仕組みです。
発送後の状況は、メルカリアプリの取引画面からいつでも確認できるため、荷物がどこにあるかわからないという不安を軽減できます。
さらに、配送時のトラブルや、置き配による商品紛失・破損などが発生した際の補償サポートも備わっているなど、匿名性とサポート体制が両立している点は、利用を検討するうえで見逃せない基準となります。
※出典:メルカリ特設ページ「エコメルカリ便」
利用できるエリアと注意点
便利な仕組みですが、すべての荷物・すべての地域で自由に使えるわけではありません。
エコメルカリ便は対象エリアが限定されており、2026年4月の情報では、PUDO発送が本格開始されたのは東京都(島しょ部除く)、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、奈良県となっています。
発送元だけでなく、配送先の住所も対象エリア内でなければ利用できません。
商品が配達できずに返送となる場合は、出品者の自宅へ置き配で返送されるという運用上の注意点もあります。
対象エリア外の取引や、置き配に同意していない購入者との取引では、通常のメルカリ便など別の配送方法に切り替える必要があります。
※出典:メルカリびより「エコメルカリ便が宅配便ロッカーPUDOからも発送できるようになりました」
PUDO発送はどんな人に向いている?
PUDOとは何か
PUDOステーションとは、Packcity Japan(パックシティジャパン)が運営しているオープン型の宅配便ロッカーです。
駅の構内、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアなど、人々の生活動線上に広く設置されています。
特徴の一つは、24時間利用可能なロッカーも多く、時間を選ばず発送しやすい点です。
ただし、設置されている店舗や施設の営業時間によっては、深夜や早朝の利用が制限される場合があります。
自分の都合の良いタイミングで、人を介さずに荷物を送れるため、日中は時間が取れない人や、発送業務の柔軟性を高めたい人に向いています。
※出典:ヤマト運輸「宅配便ロッカー PUDOステーション」
PUDO発送の流れ
実際の発送手順は、スマートフォンとロッカーの操作のみで完結します。
メルカリアプリの取引画面で商品のサイズと発送場所を選択し、発送用の2次元コードを発行します。
次に、PUDOステーションのタッチパネルで「発送」を選び、発行した2次元コードをスキャナーにかざします。
画面の案内に従って日時指定の有無やボックスのサイズを指定すると、自動で扉が開きます。
開いたボックスに梱包済みの荷物を入れ、扉を閉めて画面の「完了」ボタンを押せば手続きは終了です。
伝票を印刷して荷物に貼り付ける手間が省けるため、スムーズに出荷作業を進められます。
※出典:ヤマト運輸「宅配便ロッカー PUDOステーション」
コンビニ発送との違い
コンビニエンスストアでの発送と比較すると、対面対応の有無が明確な違いとなります。
コンビニ発送では、専用端末でレシートを発行し、レジに並んで店員に専用袋と伝票を荷物に貼ってもらう手続きが必要ですが、PUDO発送は完全にセルフサービスで完結します。
レジの混雑状況に左右されず、自分のペースで荷物をロッカーへ投入できるのは大きなメリットであり、周囲を気にせず非対面で発送作業を行える点が、事業規模を問わず多くの出品者に支持されています。
※出典:ヤマト運輸「宅配便ロッカー PUDOステーション」
PUDO発送の注意点
便利な設備ですが、実務上はいくつかの厳しい制約を理解しておく必要があります。
エコメルカリ便を利用してPUDOから発送する場合、対応できるのは100サイズまでの荷物に限られます。
エコメルカリ便全体の上限である160サイズとは異なるため、サイズオーバーによる持ち戻りに注意が必要です。
また、1つのボックスにつき1商品しか入れられないため、複数個口を一度に送る際には空きボックスの数に制限を受けます。
さらに、セブン-イレブンに設置されているPUDOなど、一部のロッカーではエコメルカリ便の発送機能が対象外となっています。
毎週月曜日の午前3時から午前6時までは定期メンテナンスで利用できない点も押さえるべき点です。
※出典:メルカリガイド「宅配便ロッカーPUDOステーション(らくらくメルカリ便/エコメルカリ便)」
メルカリShopsでもエコメルカリ便は使える?
2026年時点では非対応
結論からお伝えします。
2026年時点の公式仕様において、メルカリShopsでエコメルカリ便およびPUDO発送は利用できません。
これらはあくまで、個人の取引を主体とする通常メルカリに向けて提供されている機能です。
メルカリShopsの公式ガイドでも、利用可能な配送サービスは「らくらくメルカリ便」と「クールメルカリ便」などに限定されており、らくらくメルカリ便の発送手段として「PUDOには対応していません」と明記されています。
検索エンジンなどで情報収集をしていると、通常メルカリとShopsの仕様が混同されがちです。
「メルカリShopsでもPUDOが使える」という誤った認識で業務フローを組まないよう、十分に注意してください。
※出典:メルカリShopsガイド「メルカリ便とは」
Shopsで使える配送方法
メルカリShopsは、個人向けフリマ機能を拡張したサービスというより、「継続的な販売業務」を前提とした設計になっています。
そのため、独自の運用環境に合わせた配送サービスが提供されています。
主軸となるのは、匿名配送に対応した「らくらくメルカリ便」であり、ネコポスから160サイズの宅急便まで、幅広いサイズを送ることができます。
また、冷蔵や冷凍の食品を扱う事業者のために「クールメルカリ便」も用意されています。
ショップが独自に配送会社と契約している場合は、配送方法を「未定」や「クール便」に設定し、自社の運用に合わせた出荷体制を組むことも可能です。
PUDOが使えない分、実務に合わせた配送手段を柔軟に選べる環境が整えられています。
※出典:メルカリShopsガイド「ショップ出店者向け:らくらくメルカリ便の送料」
らくらくメルカリ便との違い
通常メルカリとShopsの「らくらくメルカリ便」は、一見同じように見えますが、決定的な違いが存在します。
Shopsのらくらくメルカリ便は、ヤマト運輸の営業所、セブンイレブン、ファミリーマートからの発送に対応していますが、PUDOは選択肢から除外されています。
一方で、ヤマト運輸の集荷サービスを追加料金なしで利用できるというメリットがあります。
通常メルカリで集荷を依頼すると、1取引あたり100円の集荷料が発生します。
Shopsではこの費用が配送料に含まれており、追加の金銭的負担が生じません。
重い荷物や大量の荷物を抱えて店舗に持ち込む手間を省けるため、持ち込まない運用を標準化しやすいという強みがあります。
※出典:メルカリShopsガイド「らくらくメルカリ便の発送場所」
発送件数が多い場合はメルカリBiz配送も候補

出荷規模が拡大し、手作業での配送コード生成が限界を迎えた事業者には、法人向けの配送機能も用意されています。
それが「メルカリBiz配送」です。
このサービスはヤマト運輸の法人向けシステム「B2クラウド」とAPI連携しており、複数の注文に対する送り状を一括で印刷できます。
対応サイズも200サイズまで拡大され、ネコポスを含めた全サイズの集荷を登録住所へ一括依頼することが可能ですが、通常便と異なり、送り状には事業者名が表示される非匿名配送となります。
PUDOのようなロッカー型の窓口とはアプローチが異なりますが、発送件数が多いショップが求める配送業務の負担軽減を実現できる機能です。
※出典:メルカリShopsガイド「メルカリBiz配送とは」
発送件数が増えると「発送方法」だけでは解決しなくなる
発送管理・在庫管理の重要性
ショップが成長し1日の注文数が数十件を超えてくると、課題の性質が変化します。
どこから荷物を差し出すかという「窓口」の問題よりも、注文データの確認、送り状の発行、追跡番号の通知、在庫の引当といったバックオフィス業務に時間が奪われるようになります。
この段階に達すると、発送方法を工夫するだけでは業務のボトルネックを解消できません。
メルカリShopsでは、商品一括登録CSVや、種類(SKU)ごとの在庫・商品管理コード設定機能が備わっています。
これらの機能を使いこなし、商品データと注文データを正確に行き来できる状態を構築することが、安定した運営の土台となります。
※出典:メルカリShopsガイド「種類と在庫とは」
複数注文時に起きやすい課題
注文処理が複雑になる要因の一つに、同一購入者からの複数注文が挙げられます。
メルカリShopsのシステム仕様上、同じ購入者から複数の注文が入った場合でも、管理画面上でそれらを1つの注文に統合することはできません。
公式ガイドでも、らくらくメルカリ便やメルカリBiz配送を利用する際、荷物を同梱して発送することは遠慮するよう案内されています。
「気を利かせて1つの箱にまとめる」という個別対応は、配送ステータスの反映エラーやトラブルの原因となります。
イレギュラーな処理を減らし、1注文につき1つの梱包と発送を徹底する標準化ルールを敷くことが、結果的にミスを防ぐ最善策となります。
※出典:メルカリShopsガイド「同じ購入者からの複数注文をまとめたい」
ショップ運営は“全体設計”が重要
これらの課題を乗り越えるためには、全体を俯瞰した仕組みづくりが欠かせません。
発送件数が増加したときは、CSV出力を活用した注文のバッチ処理、B2クラウド連携による送り状の一括作成、商品管理コードに基づいた正確なピッキングなど、業務全体を連動させる設計が必要です。
メルカリShopsには、商品を一括で発送通知できる機能なども実装されており、運営改善寄りのツールが豊富に揃っています。
プラットフォームが用意している機能をどのようにつなぎ合わせ、いかにして滞りなく出荷フローを回すか、この全体設計の精度が、ショップの成長スピードと利益率を大きく左右するといえます。
メルカリShopsの配送・PUDOに関するFAQ
エコメルカリ便はどこから発送できますか?
通常メルカリでは対象エリア内のSmari、PUDO、または自宅周辺からの置き発送が可能ですが、PUDOについては発送可能エリア内の対応ロッカーに限られ、セブンイレブンに設置されているPUDOは対象外となっています。
メルカリShopsではエコメルカリ便そのものが非対応です。
※出典:メルカリガイド「宅配便ロッカーPUDOステーション(らくらくメルカリ便/エコメルカリ便)」
PUDO発送のやり方は?
購入者が「置き配」に同意した取引に限り、取引画面から2次元コードを発行して発送します。
対象のPUDOステーションへ向かい、画面操作に従ってコードを読み取らせます。
適切なサイズのボックスが自動で開くため、荷物を入れて扉を閉めれば手続き完了となります。
コンビニ発送との違いは?
PUDOは対面での受付作業が不要な、完全なセルフサービスのロッカーです。
コンビニのようにレジに並ぶ必要はありませんが、PUDOの利用時間は設置施設の営業時間に依存します。
また、メルカリShopsではコンビニからの発送は可能ですが、PUDOを利用した発送はできません。
※出典:ヤマト運輸「宅配便ロッカー PUDOステーション」
匿名配送は使えますか?
はい、通常メルカリのエコメルカリ便は宛名書き不要の匿名配送に対応しています。
メルカリShopsで提供されている「らくらくメルカリ便」も同様に匿名配送が可能ですが、「メルカリBiz配送」を選択した場合は、事業者名が記載される非匿名配送となります。
※出典:メルカリShopsガイド「メルカリBiz配送とは」
送料はいくらですか?
通常メルカリのエコメルカリ便は、60サイズから160サイズまで全国一律730円(税込)です。
一方、メルカリShopsの「らくらくメルカリ便」はサイズ別課金となっており、ネコポスが210円、宅急便が750円から1,700円という料金体系で運用されています。
※出典:メルカリShopsガイド「ショップ出店者向け:らくらくメルカリ便の送料」
大型商品は送れますか?
エコメルカリ便自体は160サイズまで許容していますが、PUDOから発送できるのは100サイズまでです。
メルカリShopsのらくらくメルカリ便は160サイズまで対応可能です。
さらに大きな180・200サイズの商品を送る場合は、メルカリBiz配送を利用する必要があります。
※出典:メルカリガイド「エコメルカリ便の利用方法(出品者)」
メルカリShopsでも使えますか?
いいえ、2026年時点では、メルカリShopsでエコメルカリ便およびPUDO発送は使えません。
Shopsでは「らくらくメルカリ便」、「クールメルカリ便」、「メルカリBiz配送」が案内されています。
代替手段として、集荷無料のらくらくメルカリ便や、一括管理ができるメルカリBiz配送を活用しましょう。
※出典:メルカリShopsガイド「メルカリ便とは」
まとめ
今回のポイントは以下の3点です。
・通常メルカリでは、エコメルカリ便やPUDOを利用した非対面
・一律料金の配送が可能 ・メルカリShopsはPUDO非対応だが、継続的な販売業務に向けた「無料集荷」「Biz配送」が用意されている
・事業規模が拡大し発送件数が増加した場合は、窓口の変更にとどまらず、在庫や注文データの連動を含めた運営全体の設計が重要
メルカリShopsは個人の不用品処分とは異なり、ビジネスとしての継続的な出荷体制が求められます。
プラットフォームごとの仕様の違いを正確に把握し、自社の出荷フローに最も適した手段を選択しましょう。
ただし、発送方法だけを改善しても、注文管理・在庫管理・出品管理が追いつかなければ、発送ミスや機会損失につながるケースがあります。
そのため、一定以上の件数を扱う場合は、マーケットプレイス全体の運営ノウハウを学ぶことも重要です。
自社商材の売上改善や、運営業務最適化のノウハウを体系的に学びたい場合は、まずはリユース大学(https://wasabi.global/reuse-academy/)のコンテンツから確認してみましょう。
他のノウハウについては、こちらの記事をご覧ください。
ワサビスイッチライト(WASABI SWITCH LITE)でメルカリShopsへの出品効率化&販路拡大へ
「メルカリShopsでの業務を効率化したい」「海外販売に挑戦したい」という課題を解決するのが、リユース業界特化型EC一元管理システム「ワサビスイッチ ライト」です。
ワサビスイッチ ライトはメルカリShopsと連携しており、
・1回の商品登録作業だけで、メルカリShopsを含む国内外の複数モールへ一括出品
・各モールの在庫連携や受注管理もまとめて管理
・初期費用・固定費は0円!最短10分で導入スタート
というプランで、越境販売へのハードルを大きく下げることができます。
「メルカリShopsから販路をもっと広げたい!」という方は、ぜひワサビスイッチを活用した一元管理もご検討ください。
メルカリShopsを起点に、世界190カ国以上のお客様へあなたの商品を届けてみませんか?






