【2026年最新版】メルカリShopsの始め方|会員登録・審査・通常メルカリとの違いを初心者向けに解説
メルカリShopsリユース・越境 戦略ガイド 作成 2026-06-19

「フリマアプリの延長で手軽に始められる」
と思ってメルカリShopsを調べた結果、意外と審査や書類の準備が必要だと知って戸惑っていませんか。
本記事では、メルカリShopsの概要や通常メルカリとの違い、具体的な開設方法について整理します。
あわせて、審査で見られるポイントや、どのような人に向いているのかも解説しています。 最後まで読むことで、ご自身がメルカリShopsを始められそうか判断できる状態を目指せます。
目次
メルカリShopsとは?通常メルカリとの違い

引用元:https://jp-news.mercari.com/mercari-shops/
フリマ出品ではなく「ショップ運営」向けサービス
通常メルカリが「個人の不要品を売るフリマアプリ」であるのに対し、メルカリShopsは「小規模なネットショップを運営する」ためのサービスです。
個人事業主や法人がメルカリ内で自分のお店を持てる仕組みになっており、継続的なショップ運営に特化した設計となっています。
販売ページだけでなく、独自のショップページを構築できます。
ショップ名や説明文、問い合わせ対応時間、返品特約などを設定し、事業者としての情報をしっかりと開示することが求められます。
また、ショップクーポンやタイムセールといった販促機能が利用可能であり、フォロワーに向けて値引きを実施するなど、店舗独自の集客施策を展開できる点が大きな強みといえます。
※出典:メルカリShopsガイド「メルカリShopsとは」
通常メルカリとの違い

メルカリShopsと通常メルカリの違いは、販売の目的と管理機能に表れています。
単発で不要品を売る個人取引寄りのメルカリに対し、メルカリShopsは同じ商品を継続して売るショップ運営寄りの仕組みです。
在庫管理のしやすさが特徴
通常メルカリでは在庫管理の仕組みがないため、サイズ違いや色違いの商品を売る場合、一つずつ個別に出品しなければなりません。
一方メルカリShopsは、1つの商品に対して最大10種類までバリエーション(SKU)を設定可能。
サイズやカラーごとに0から9,999までの在庫数を持たせ、それぞれにJANコードや商品管理コードを紐付けることができます。
これにより、同じ商品を何度も出品し直す手間が省け、売れ違いや在庫切れを防ぎやすいというメリットがあります。
※出典:メルカリShopsガイド「種類と在庫とは」
1対1の質問機能
また、購入検討者とのコミュニケーション方法も異なります。
公開されたコメント欄でやり取りするメルカリとは違い、メルカリShopsではお客様と1対1でやり取りする質問機能を採用しています。
他のユーザーから交渉の様子が見えないため、過度な値下げ交渉が起きにくい傾向があり、購入前の細かな確認にも個別に対応できるため、事業者としての丁寧なサポートが可能です。
さらに、評価や信頼の蓄積方法にも違いがあります。
既存のメルカリアカウントを使ってショップを開設しても、個人の評価やフォロワーは引き継げません。
アカウントは使い回せても、ショップ単位での信頼を一から積み上げる必要があります。
その分、ショップクーポンなどを活用して、店舗独自のファンを獲得していく運営が求められます。
個人でも利用できる?
2026年5月時点の公式ガイドラインでは、開業届未提出の個人の新規受付は終了しています。
現在、新規でショップを開設できる対象は「個人事業主」と「法人」に限定されており、18歳や19歳の未成年であっても、法人としてであれば開設が認められています。
始める際は、事業運営の基盤が整っているか再度チェックしてみましょう。
※出典:メルカリShopsガイド「事業種別の選び方」
メルカリShopsの始め方
まず決めるべき開設方法

開設ルートには、メルカリアカウントを利用する方法と、ショップアカウントを利用する方法の2つがあります。
メルカリアカウントでの開設は、スマートフォン中心で運営したい方に向いています。
アプリ上で通知を受け取りながら、手軽に商品登録や発送処理を行えるのが利点です。
一方、ショップアカウントはWeb版専用のログイン方法です。
アプリからは操作できず、購入や「いいね」といった買い手側の機能も利用できません。
PCやタブレットでの作業がメインとなる方や、複数人のチームで運営したい事業者向けの設定となっており、今後の商品数増加を見据えて、どちらの形式でスタートするか事前に検討しておくことが重要です。
※出典:メルカリShopsガイド「ショップの開設申し込み方法」
会員登録からショップ開設までの流れ
実際の申し込みから販売開始までの手順は以下の通りです。
まずは開設ルートを決定し、メルカリアプリまたはWebの認証画面から申し込み画面へ進みます。
次に、事業種別として個人事業主か法人のいずれかを選択します。
この事業種別は申請後に変更できないため、慎重に選んでください。
続いて、販売予定の商材や許認可の有無を申告し、本人情報や事業者情報を入力します。
必要な書類画像をアップロードして申請すると、メルカリ側での審査が行われます。
数営業日後にメールで結果が通知され、無事に通過すればショップ管理画面へアクセス可能になります。
商品を登録し、在庫数を設定すれば、販売開始です。
開設時に必要な情報と書類
準備する書類は事業形態によって異なります。
個人事業主の場合、運転免許証などの本人確認書類や口座情報のほか、事業の実在を証明する書類が必須です。
過去2年以内の所得税青色申告決算書や、確定申告書をe-Taxで提出したことを示すスクリーンショットなどが求められます。
さらに、メルカリShops以外の販路情報も必要です。
自社のECサイトがある場合はそのURLを、ない場合は実店舗の外観写真を提出します。
法人の場合は、法人番号や代表者情報に加え、 位置情報(Exif情報)付きの本店外観写真 が審査の要件となっています。
スマートフォンの位置情報設定を有効にして撮影した、現地の写真を用意しましょう。
※出典:メルカリShopsガイド「ショップ開設に必要な情報や準備するもの」
メルカリShopsの審査で見られるポイント

メルカリShopsは審査制
開設にあたっては所定の審査を通過しなければならず、申し込み後、内容の確認に数営業日ほどの時間がかかります。
審査結果は、申し込み時に入力したメールアドレス宛に送られます。
万が一棄却された場合でも、不備のある内容を修正したうえで再度申請することが可能です。
審査で確認される内容
審査では、入力した情報と提出書類の完全な一致が重視されます。
本人確認書類や登記簿に記載された住所と、フォームに入力した住所が一言一句違わず一致しているかが見られます。
また、振込先となる口座の名義も重要。
個人事業主であれば本人の氏名や屋号、法人であれば法人名が正確に含まれているか確認されます。
さらに、販売予定商品の申告内容も細かくチェックされます。
フリーテキストで申告した販売予定商品と、選択した商品ジャンルに矛盾がないかどうかが確認対象です。
例えば、テキストで「古着」と書いているのに、ジャンルで「中古品販売」を選んでいない場合などは不備となるなど、ただ書類を提出すればよいわけではなく、申し込み情報全体に矛盾がないかという観点で総合的な審査が行われています。
個人事業主の場合、審査書類の準備には少し手間がかかります。
過去2年以内の所得税青色申告決算書や、確定申告書をe-Taxで提出したことを示すスクリーンショットなどが求められます。
一部を隠したり、通知画面以外を提出したりすると審査に通りません。
また、ECサイトのURLや実店舗の外観写真など、他販路情報も厳格に確認されます。
審査でチェックすべきポイント

住所の表記揺れ、記載抜け
よくある棄却理由の筆頭は、住所の表記ゆれや記載抜けです。
建物名や部屋番号の入力を忘れただけで、情報不一致とみなされるケースがあります。
提出画像の不備
提出画像に不備があるケースも少なくありません。
本人確認書類や許認可証の画像が不鮮明で見切れていると、審査を通過できません。
個人事業主の他販路情報において、実店舗の「内観」を提出してしまったり、法人の外観写真に位置情報(Exif)が含まれていなかったりする場合も、事業実態が確認できないとして棄却されるため、注意しましょう。
※出典:メルカリShopsガイド「ショップの開設申し込みが棄却された」
中古品販売では古物商許可が重要
リユース品を取り扱う事業者にとって、古物商許可の取得と証明は必須の要件です。
自宅にある自分の不要品を販売するだけであれば、特別な許可は必要ありませんが、利益目的で中古品を仕入れて販売する場合は、商品の状態にかかわらず古物商許可証の画像提出が求められます。
すでに許可を持っている方や、出店を機に取得する方は、管轄の警察署に対してURLの届出も行わなければなりません。
開設審査完了のメールを印刷し、ショップURLの使用権限を証明する資料として提出する手順となります。
※出典:メルカリShopsガイド「中古品(古物)を販売する時の注意事項」
メルカリShopsのメリット・デメリット
メリット
最大のメリットは、圧倒的な利用者数を誇るメルカリの集客力をそのまま活用できる点です。
自社で独立したECサイトをゼロから構築する場合、集客が最初の大きな壁となります。
しかしメルカリShopsなら、既存のメルカリアプリの検索結果に商品が表示されるため、早期に売上を作りやすい環境が整っています。
固定費の安さも見逃せないポイントです。
初期の開設費用や月額のシステム利用料は一切かかりません。
費用が発生するのは、商品が売れたときの販売手数料(売上金の10%)と、売上金を口座に引き出す際の振込手数料(1回200円)のみです。
スマートフォン一台で直感的に運営できる手軽さも、大きな魅力となっています。
デメリット
一方で、プラットフォーム独自の審査やルールに従う必要があります。
特定の商品の販売禁止や、ノークレーム・ノーリターンといった消費者保護に反する表記の禁止など、事業者としてのコンプライアンスが求められます。
また、モール運営ならではの制限も存在します。
購入者の決済方法はメルカリShops側が提供するものに限られ、ショップ側で限定することはできません。
配送方法についても、匿名配送を利用する場合は「らくらくメルカリ便」のみに限定されるなど、物流設計の自由度は低くなります。
メルカリShopsはどんな人に向いている?
向いている人
メルカリShopsは、小規模な事業者や、本格的に副業を展開し小規模EC化を目指すユーザーに最適なプラットフォームです。
最初は副業レベルの少量運営からスタートし、徐々に本格的なEC事業へと拡大していきたいと考える方にとって、最適な成長ステップを描けます。
すでに個人事業主として開業届を提出しており、実店舗や既存の販路を持っている方と非常に相性が良い仕組みです。
具体的には、以下のような商品を扱う方と相性が抜群です。
・ハンドメイド作品を継続的に制作・販売している
・利益目的で古着やリユース品を仕入れて販売している
・アパレルのようにサイズ違いや色違い(SKU)が多い商品を扱っている
ハンドメイド作家の場合、同じデザインのアクセサリーを複数制作しても、一度の出品で在庫管理が完結します。
古着やリユース販売では、1点ものが多いものの、継続的な出品を通じてショップ全体のファンを獲得しやすくなります。
アパレル商材では、S・M・Lといったサイズ展開やカラーバリエーションを1つのページにまとめられるため、購入者にとっても見やすい売り場を作れます。
同じ商品を何度も出品する手間を省き、種類ごとの在庫設定ができるショップ機能を活用すれば、こうした商材の管理が飛躍的に楽になります。
商品数が増えると運営業務も増える
導入初期は、スマホのカメラで撮影し、そのままアプリから商品登録を行う流れで十分に回ります。
商品画像も最大20枚まで手軽にアップロードでき、少ない手間で販売を開始できるのが強みです。
しかし、取り扱い商品や受注数が増加すると、 スマホだけの運営では回らなくなります。
1商品ずつスマホで撮影し、採寸して説明文を入力する作業は、件数に比例して時間を圧迫します。
さらに、バリエーションごとのSKU在庫管理、毎日の梱包・発送手続き、購入者からの問い合わせ対応など、業務は多岐にわたります。
特に中古品を扱う場合は、商品ごとの状態確認や画像の撮影に時間がかかるため、出品作業の負担が大きくなりがちです。
個人事業主の場合、開設後一定期間は商品登録が200件に制限されますが、この上限を超える規模になってくると、手作業での管理には限界が見えてきます。
このように、最初はスマホ一つで手軽に始められますが、事業規模が拡大するにつれて、商品管理や顧客対応の体制を整える必要が出てきます。
複数モール展開では効率化も重要
手作業での管理に限界を感じた段階で、Web版を活用した業務の効率化が不可欠になります。
スマホ中心の運営から、パソコンでのCSVファイルを使った一括商品登録や、注文データの一括ダウンロードを利用する運営へと移行します。
また、複数人のスタッフアカウントを発行し、商品登録担当と発送担当で業務を分担するチーム体制を作ることも重要です。
※出典:メルカリShopsガイド「WebブラウザでのメルカリShops利用方法」
※出典:メルカリShopsガイド「スタッフアカウントの利用場面」
さらに事業が成長し、メルカリShops以外のECモールにも多店舗展開するようになれば、在庫の手動調整は不可能です。
少人数運営で出品数が増えてくると、一元管理を検討する事業者も増えています。
複数モールの在庫連動や、AIを活用したスマホ撮影からの自動出品機能を持つワサビスイッチLITE(https://wasabi-inc.biz/world-switch/lite/)のような仕組みを取り入れることで、少ない人数でも大規模なEC運営を実現しやすくなります。
メルカリShopsの始め方でよくある質問
個人でも利用できる?
現在は個人事業主または法人のみが対象です。
開業届を提出していない個人の新規開設受付は終了しています。
審査にはどれくらいかかる?
申し込み完了後、数営業日かかります。
審査結果は登録したメールアドレス宛に通知されます。
古物商許可は必要?
利益目的で中古品を仕入れて販売する場合は必須です。
自宅の不要品を整理するだけであれば許可は不要です。
スマホだけで運営できる?
基本的な運営はスマホアプリだけで可能です。
ただし、商品数が増えてCSV一括登録や複数人運営が必要になった場合は、Webブラウザ版への移行が必要になります。
手数料はいくら?
販売手数料が売上金の10%、振込手数料が1回200円です。
初期費用や月額の固定費は一切かかりません。
※出典:メルカリShopsガイド「メルカリShopsの手数料」
通常メルカリとの違いは?
種類・在庫管理ができる点と、質問機能がある点が大きな違いです。
既存アカウントを利用しても、評価やフォロワーを引き継ぐことはできません。
まとめ
今回のポイントは以下の3点です。
・初期費用無料でメルカリの強力な集客力を活用できる
・個人事業主と法人が対象であり、審査のための書類準備が不可欠
・商品数が増えると運営業務が重くなるため、ツール等での効率化が鍵となる
メルカリShopsは、スマホの延長線上で本格的な継続販売を始められるプラットフォームです。
しかし、出品数や受注件数が増加していくと、必ず手作業での運営に限界が訪れます。
まずは、どのような規模で販売を始めたいかスタイルを決め、必要な書類を整理するところからスタートしてみましょう。
他のノウハウについては、こちらをご覧ください。
ワサビスイッチライト(WASABI SWITCH LITE)でメルカリShopsへの出品効率化&販路拡大へ
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