リユースフェス2025開催後レポート
お知らせレポート2024-12-13
2024年11月15日(金)東京モード学園、T2新宿にて弊社が事務局を務めるリユースフェス事務局主催のリユースフェス2025が行われました。
来場者は約400人にのぼり、様々な企業様にご参加頂きました。
リユースフェス2025公式サイト:https://wasabi-inc.biz/reusefes/
ダイジェスト動画
目次
1部 一緒にまなぶ、ファッションとリユースの基礎
世界と日本を繋ぐ古着文化の現在地
登壇者
MIC GROUP代表 鈴木 道雄氏
株式会社JAM TRADING代表取締役 福嶋 政憲氏
東京モード学園 ファッションビジネス学科 教師 島田和美氏(モデレーター)
東京モード学園の学生から事前にアンケートを取り、質問の答えを行うアンサー形式での講座を行いました。
「今、お二人がモード学園の学生だったら、どうやって古着の起業をしますか」など面白い質問も飛び出しました。
数十年古着屋を営むお二人だからこその視点で的確かつ示唆に富んだアドバイスを学生に伝えていました。
講座全体を通じて、学生たちは熱心に耳を傾け、講師の言葉を一言も聞き逃すまいと熱心にメモを取る姿が印象的でした。この姿勢からは、古着ビジネスへの強い関心と、将来のキャリアに向けた真摯な態度が感じられました。
株式会社JAM TRADING
代表取締役 福嶋 政憲氏
MIC GROUP代表
鈴木 道雄氏
一生懸命メモをとる学生
リアルとオンラインで創る、ハイブリッド販売戦略
出演者
株式会社ゲオDigital Strategy Director 竹中 真幸氏
リユース業界トップ企業である株式会社ゲオのDigital Strategy Director、竹中真幸氏を招き、特別講義を開催しました。
講義では、実店舗とECを融合したハイブリッド販売戦略、国内外の店舗展開、越境ECについて詳細に解説いただきました。
セカンドストリートを日常的に利用する学生たちは、竹中氏の話に熱心に耳を傾け、リユース業界の最新トレンドやデジタル戦略の重要性について理解を深めました。
活発な質疑応答も行われ、業界の最前線で活躍する講師から直接学べる、充実した講義となりました。
真剣に話を聞く学生
質問する学生
1部の集合写真
2部 持続可能な進化。10年後のファッションとリユース
リユース市場の最新動向
登壇者
株式会社リユース経済新聞社 専務取締役 編集長 瀬川 淳司氏
リユースフェス2025の第2部は、株式会社リユース経済新聞社の瀬川淳司専務取締役編集長による「リユース市場の最新動向」と題した講演で華々しく開幕しました。会場には、リユース業界をはじめとする多様な分野から多くの事業者様にご参加いただき、活気に満ちた雰囲気となりました。
瀬川氏は、最新の統計資料を用いながら、現在のリユース市場の規模や今後の業界動向について、参加者に向けて詳細な解説を行いました。具体的なデータに基づいた洞察は、会場の参加者から大きな関心を集め、リユース業界の未来を考える上で貴重な機会となりました。
最新モール対談
登壇者
eBay Japanカテゴリーマネージメント部 ビジネスデベロップメント マネージャー 篠原 星氏
LINEヤフー株式会社リユース統括本部営業本部営業1部・2部部長 西谷 健祐氏
株式会社メルカリ Merchant Director 藤樹 賢司氏
株式会社ZOZO USED事業本部 本部長 島村龍也氏
株式会社ワサビ 代表取締役 大久保裕史(モデレーター)
国内外4つのマーケットプレイス・モール責任者による最新モール対談をお届け致しました。
モデレータとして弊社代表の大久保が進行を務めました。
※内容につきましては今回は割愛させて頂きます
eBay Japan
カテゴリーマネージメント部
ビジネスデベロップメントマネージャー 篠原 星氏
LINEヤフー株式会社
リユース統括本部 営業本部 営業1部・2部部長
西谷 健祐氏
株式会社メルカリ
Merchant Director 藤樹 賢司氏
株式会社ZOZO
USED事業本部 本部長 島村龍也氏
アップサイクルブランド「MATOI」ファッションショー
弊社は、社会課題の解決に向けた新たな取り組みとして、アップサイクル事業をスタート致しました。
その第一弾として、着物のアップサイクルブランド「MATOI」を立ち上げ、リユースフェス2025にて初のファッションショーを開催する運びとなりました。
本プロジェクトでは、パートナー企業であるバイセルテクノロジーズ様のご協力のもと、同社の倉庫に眠っていた着物を活用させていただきました。
4人の才能あるデザイナーたちの創造力により、これらの着物は新たな魅力を纏った現代的なファッションアイテムへと生まれ変わりました。
近年、ファストファッションの普及に伴う貧困地域での労働問題や、衣類の大量廃棄による環境への悪影響が深刻な社会問題となっています。
今回弊社が立ち上げた新ブランド「MATOI」がその問題の解決の第一歩となり、未来を変えるきっかけになっていくと信じています。
10年後のファッションとリユース
登壇者
環境省環境再生・資源循環局 総務課 リサイクル推進室 室長 近藤 亮太氏
株式会社ウィゴー代表取締役社長 園田 恭輔氏
株式会社ビームスカスタマーエンゲージメント本部 戦略部 部長 門脇匠太氏
株式会社ゲオDigital Strategy Director 竹中 真幸氏
株式会社リユース経済新聞社 専務取締役 編集長 瀬川 淳司氏(モデレーター)
2部の最後には「10年後のファッションとリユース」をテーマにしたパネルディスカッションを開催しました。
業界の専門家たちが集まり、2035年のファッション業界について活発な議論を展開しました。特に、一次流通と二次流通の境界が曖昧になり、多様化が進むという見解が注目されました。この変化は、持続可能性への意識や消費者行動の変化に起因するものです。参加者は、リユースの重要性や新たなビジネスモデルの可能性について深く考える貴重な機会となりました。
環境省環境再生・資源循環局
総務課 リサイクル推進室 室長 近藤 亮太氏
株式会社ウィゴー代表取締役社長
園田 恭輔氏
株式会社ビームス
カスタマーエンゲージメント本部 戦略部 部長
門脇匠太氏
株式会社ゲオ Digital Strategy Director
竹中 真幸氏
株式会社リユース経済新聞社 専務取締役 編集長
瀬川 淳司氏(モデレーター)
3部 リユースフェスカンファレンス
会場をT2新宿に移し、リユースフェスカンファレンスを開催致しました。
リユース企業、市場、古着屋など様々な方にご参加頂きました。
リユースカンファレンスではビジネス交流会と題して、新たな出会いの場となるよう企業ブースや交流企画を行いました。
<協賛企業>
アップサイクルブランド「MATOI」ファッションショー
モード学園で行ったショーとはガラッと雰囲気が変わり、会場内をMATOIの服を着たモデル達が会場全体を練り歩き、参加者の近くで実際の素材の生地や着物の柄を見ることができました。
集合写真
登壇者の皆様、協賛企業の皆様、後援いただきました環境省様、ご参加いただいた皆様
この度はたくさんのご協力を頂き誠にありがとうございました。
リユースフェス事務局(株式会社ワサビ) スタッフ一同