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【メディア紹介】弊社大久保のインタビューが各種メディアに取り上げられました!

お知らせ2026-01-27

2026年1月27日、日本ネット経済新聞の特集「大手ECモール、有力事業者、有識者に聞く「2026年のEC市場展望」にて、弊社大久保の記事が掲載されました。

テーマは、「越境ECについて」。
「2026年の越境ECは、成長の年というより「作り直し」の年として、
越境ECの現状と展望について言及しています。ぜひご覧ください。

https://netkeizai.com/articles/detail/17234/1/1/1?fbclid=IwY2xjawPk8gBleHRuA2FlbQIxMABicmlkETExaHd4UWZvb0F5Y3BLTk1Vc3J0YwZhcHBfaWQQMjIyMDM5MTc4ODIwMDg5MgABHpynPdZ-mgQX6_iBp9RW0V_hekZQQwhRx9TQ4Fnz1VkGAfmp2QjA_VJxep72_aem_HHCQsyZ2L5paMC7d613vxw

また、Yahooニュースでも同内容が紹介されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b6f9f41f2e0f6f3519eb081352f299b47465c27?fbclid=IwY2xjawPk8WZleHRuA2FlbQIxMABicmlkETExaHd4UWZvb0F5Y3BLTk1Vc3J0YwZhcHBfaWQQMjIyMDM5MTc4ODIwMDg5MgABHpynPdZ-mgQX6_iBp9RW0V_hekZQQwhRx9TQ4Fnz1VkGAfmp2QjA_VJxep72_aem_HHCQsyZ2L5paMC7d613vxw


【有識者に聞く2026年のEC市場展望】ワサビ 大久保裕史代表「売り方の設計を見直すべき」

海外のEC事情に詳しいワサビの大久保裕史代表は、「2025年の越境EC市場は、これまでの延長線では語れない1年だった」と振り返る。そして、2026年の越境ECは、成長の年というより「作り直し」の年になるとみている。制度、コスト、物流が変わった以上、商品も売り方も設計し直すしかないという。厳しい環境ではあるが、ここで本気で考え、動いた事業者だけが次のステージに進めると断言する。大久保代表に2025年の越境EC市場の振り返りと打開策などを聞いた。


私は越境ECを設計するとき、必ず「制度」「コスト」「物流」の三つの要素を考慮しているが、2025年はこの三つが同時に大きく動いた年だった。どれか一つが変わることは過去にもあった。しかし、この三要素が同時に変わると、ビジネスの前提そのものが崩れる。多くの事業者が混乱したのは、ある意味で当然だったと思う。

制度面では、アメリカにおける関税制度の変更とデミニミス撤廃が重なった。これまで成り立っていた価格設計や配送方法が、ある日突然通用しなくなった。問題は制度そのものよりも、変化のスピードだ。税関も物流会社も現場が追いつかず、EMSの停止や配送遅延、運送会社のパンク状態が相次いだ。その結果、最も影響を受けたのは販売事業者だった。「少し様子を見る」という選択肢が許されず、急に別のルールで戦うことを求められた一年だった。

コスト面の変化も見逃せない。 ここ数年、国際情勢の不安定化によって資源・エネルギー価格は上昇し、原材料価格も高騰している。為替の変動も激しく、円安・円高のどちらに振れてもコスト計算は難しくなる。さらに地政学リスクの高まりによって航路変更や輸送制限が増え、物流は以前より不安定になった。これらが重なり、国際物流コストは確実に上がっている。2026年に向けても、輸送費が下がる前提で越境ECを考えるのは現実的ではない。物流コストは上がるものとして事業を組み立てることは、もはや前提条件だ。

物流が変わり、コストが上がり、制度も変わった。 この三つが同時に起きたことで、越境ECは「売り方」だけでなく「考え方」そのものを見直す局面に入ったと感じている。

ただし、環境が厳しいからといって、越境EC市場が縮小しているわけではない。むしろ2025年は、「売れるもの」と「売れなくなったもの」の違いが、はっきり見えるようになった一年だった。

食品分野はその象徴だ。 外国人が日本に来る理由を考えれば分かりやすい。さまざまな調査を見ても、日本に来る目的のナンバーワンは日本食だ。寿司、ラーメン、和牛、ウナギ、和菓子など、日本食そのものが、日本の最大のコンテンツだと言っていい。だからこそ、日本食は海外でも「当然売れる」。問題は、どう売るかだ。

海外向けの日本食というと抹茶が真っ先に思い浮かぶが、実際にはそれだけではない。私たちが販売している中でも、本来は冷凍が当たり前だった日本のウナギを、海外物流に合わせて常温対応に商品開発し直したことで、海外で売れ始めている。京都の漬物も同様だ。単に日本の食品を輸出するのではなく、海外の輸送環境や保管条件を前提に、商品そのものを作り直す。ここをやれるかどうかで、結果は大きく変わる。

重要なのは、「良い商品だから売れる」という考え方を一度疑うことだ。 海外で売るなら、海外で扱える形にする必要がある。味や文化、背景は守りながら、形や仕様は変える。この発想を持てる事業者は、今でも確実に結果を出している。

アメリカ市場についても、過度に悲観する必要はない。 確かに低価格商品は厳しくなった。しかし、「現地では買えないもの」「日本から買う理由がはっきりしているもの」は、今も普通に売れている。市場が終わったのではない。市場が選別の段階に入っただけだ。価格で選ばれる時代から、価値で選ばれる時代に移った。私はそうみている。

2025年は、多くの事業者が「アメリカ一国に依存するリスク」を身をもって体感した年でもあった。その結果、ヨーロッパや中東、アジアなど、複数国を視野に入れる動きが一気に進んだ。一国集中ではなく、複数の市場で売り上げを分散させる。この考え方は、2026年以降の越境ECでは前提になる。

また、物流コストが上がる今だからこそ、BtoCだけでなくBtoBも視野に入れることが重要だ。 BtoCでは利益が出にくい低価格商品でも、BtoBでまとめて販売すれば、輸送コストを抑えながら十分に海外で戦える。越境ECは小売だけのビジネスではない。売り方を変えることで、商品はまだまだ戦える。

商品戦略の面でも、日本が勝てる領域は多い。 Made in Japanの品質、アニメやキャラクターを軸にした推し活商品、刺し子やクラフトなどSNSから広がる日本的なものづくり、そして日本のリユース品だ。グローバルブランドに限らず、日本の中古品は海外で評価される。完璧な準備をするより、まず一度出してみる。リユースは挑戦した人から結果が出る市場だと、現場で強く感じている。

2026年の越境ECは、成長の年というより作り直しの年になる。 制度、コスト、物流が変わった以上、商品も売り方も設計し直すしかない。厳しい環境ではあるが、ここで本気で考え、動いた事業者だけが次のステージに進める。日本には、世界で戦える価値がまだまだあると確信している。

WASABI SWITCH(ワサビスイッチ)とは

「WASABI SWITCH」は、eBayをはじめとする複数のECモールに一括出品・在庫連携・受注連携を行う事が可能な一元管理システムです。
世界各地でサービスを展開しているeBayへの出店において、本サービスは言語対応や通貨の変換をはじめ、海外への送り状の印刷にも対応しているため、越境EC運営における業務全般を劇的に効率化できます。
これにより、コア業務の時間確保や戦略的な運営を可能とし、売上・利益の最大化に貢献します。

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URL:https://wasabi-inc.biz/world-switch/ 

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