12月よりスタート?Facebookマーケットプレイスが日本でついにリリース
お知らせ2022-12-06
過去にこのブログ内でも紹介した、Facebookマーケットプレイスに新たな動きがありました。12月より、日本国内でもFacebookマーケットプレイス機能が利用できるようになったようです。
目次
そもそもFacebookマーケットプレイスとは?
過去にこのブログでも紹介しましたが、Facebookを介して不用品などを売り買いすることができます。なんと車や不動産も出品が可能です。
アメリカ国内では個人、企業アカウント共にサービスが提供されており、Facebook上でメッセージのやり取りを行い直接対面で取引するケースも多いようです。
個人アカウントでの利用手数料は0円です。
日本では利用できず、今のところアメリカなど限られた地域のみ利用できます。
アメリカ在住の方に協力して頂き、売買の流れをレポートした記事はこちら。
手数料0円で個人間の不用品売買を行う、日本で言うメルカリ、ジモティのような存在です。
と、ここまでが2022年11月下旬時点までの状況でした。
それが今年12月、突如FacebookのTOPページへアイコンが出現。
左側のメニューを良く見ると・・・
MarketPlaceが出現しています。
Metaからのリリース情報なども特に出ていないようなので半信半疑ではありましたが、クリックして中を覗くと実際に出品されているものが閲覧確認できました。
出品数がまだまだ少ないためか、日本中の様々な地域の出品物が入り乱れて表示されています。また元々海外で利用していた人が大部分のためか、出品物の地域設定は大阪に関わらず、外国人の方が書いたであろう紹介文や出品者が目立ちます。
筆者が調べた限りでは、公式なアナウンスが大々的にされたわけではなく、機能が利用できるようになったことにまだ気づかれていないのかもしれません。
個人アカウントでは出品が可能に
上の画像は自分が商品を販売・譲渡する場合の登録ページです。
必須項目を入力すると、右側のプレビュー画面に反映されるようになっています。
仮に入力を行うと、以下のような形になります。
左側メニューに表示されている待ち合わせ設定で直接渡すなどの手段が選択できます。
ビジネスアカウント(企業アカウントの出店)はまだ出来ない
ここまで解説してきたのは、あくまで個人アカウントが個人間で売買を行う場合の例です。Facebookは企業アカウントを運用しているケースも多いかと思いますが、そちらでの出店はまだ未対応のようです。
ビジネスアカウントで出店する際に必要な条件
現在、ビジネスアカウントでMarketplaceに新品・古品を出品し、Facebook内で購入支払いまで完結できるのはアメリカのみです。
店舗の設定には以下の情報が必要となります。
- 米国のビジネスの住所
- 支払いを受け取るための米国の銀行口座情報
- ビジネスを展開している各州の州税登録番号(税務処理用)
Marketplace内で直接販売を行うには、後でも触れるチェックアウト(支払い)機能がショップに備わっていることが条件の1つにもなっています。
ビジネスアカウントでMarketplaceに出品・販売した場合には手数料がかかる
ビジネスアカウントでの売買では、売買が成立した時点で手数料が発生します。
販売額の5%
$8以下の取引については定額で$0.40
(参照:https://www.facebook.com/business/help/223030991929920?id=533228987210412)
Marketplaceの配送オプション、チェックアウト(支払い)機能は日本では未対応
先程の待ち合わせ設定(商品の引き渡し方法)の3項目からも察せられますが、本来米国では備わっているMarketplaceの配送オプション、支払い機能などは日本では未対応です。場所を選んで直接渡す、またはドア越しにやり取りをするなどのみでは抵抗感がある方も多いと思います。しかし、今まで未対応だったMarketplaceが日本に対応したことを踏まえると、個人的な予測ながら配送機能や決済機能もゆくゆくは追加されるのでは?と想像できます。また個人間の取引では手数料が無料という点においては、競合となるアプリと比べて十分なメリットです。ビジネスアカウントで出店が行えるようになった場合、日本での手数料がどうなるかはまだわかりませんが、
今後に注視したいところです。このコーナーでも、引き続き調査、追記を進めていきます。