共通コミュニティで活性化するPoshmark(ポッシュマーク)

概要

(引用:ポッシュマークアプリ https://apps.apple.com/us/app/poshmark-buy-sell-fashion/id470412147

Poshmark(以下ポッシュマーク)はアメリカのファッション系ソーシャルマーケットプレイスです。

取り扱う商品は衣服、化粧品、ペット用品、室内装飾品といったライフスタイル商品に限定され、新品と中古両方とも販売されています。

2011年創業、ベンチャーファンドから投資を集め、事業が拡大しました。
2021年1月にはNASDAQに新規上場し、時価総額が一時30億ドルを超えました。

ポッシュマークが発表した2020年度財務報告によると、2020年のGMV(Gross Merchandise Volume-流通取引総額)は14億ドル(約1600億円)で、純利益は2.62億ドラ(約300億円)でした。

2021年第三季刊報告によると、7月から9月までの決算期間では、GMVは4.42億ドル(約505億円)で昨年同期と比べて18%増長し、純利益は7970万ドル(約91億円)となりました。


アクティブバイヤー数(過去12月間内一回以上の買い物をしたユーザー)は7300万人に達しました。

ビジネスモデル

ポッシュマークアプリを使って、誰でも自分の店を無料で開き、写真と説明文だけで、簡単に出品できます。
手数料については、15ドル(約1,723円)未満の商品には2.95ドル(約339円)で、15ドル以上の商品には販売価格の20%です。
商品の発送はポッシュマークがUSPSと連携して提供しています。
送料は全て買い手が負担します。
今まではポッシュマークで店を開く人のはほとんど個人事業者でしたが、2021年10月から、大手ブランド品会社もポッシュマークで店を開けるようになりました。

ライフスタイル商品一途

英語のPoshには「上品な、上流階級の」や「優雅さがある」の意味合いがあるので、名前だけで人に良い印象を与えるのは創業時の名付けの狙いでしょう。
ライフスタイル商品を全般的に扱っています。 衣服以外、化粧品と室内装飾品はともかく、ペットのライフスタイル商品まで扱うのはさすがのスタイル一途だと思います。

ソーシャルマーケットプレイス

人間は本質的に社会性動物なので、家族や組織やコミュニティーなどに属すると安心感が得られる傾向にあります。
それは物を売買するときも例外ではありません。
ポッシュマークは人と人の繋がりを中心にビジネスを展開し、帰属感があるコミュニティーを作りました。

インスタの写真やツイッターの投稿を共用するように、ポッシュマークでほかの人のクローゼット(店と同じ概念です)を簡単に共用するができます。
これによって、誰かに好かれる店がその人を通じてもっと多くの人に知られます。
人々の発信力を利用して、コミュニティーを活性化する好循環はポッシュマークの成功秘訣の一番だと思います。

定期的にポッシュマークでVirtual Party(仮想パーティ)が行われています。
簡単に言えば、様々なテーマを持つイベントに人々を集めるということです。

パーティの中で自分の店の売上を伸ばしたり、同じテーマに興味がある人と出会ったりすることができるので、定番のソーシャル活動となっています。

(ポッシュマークのVirtual Party。引用:http://blog.poshmark.com/

ポッシュマークのウェブページに書いてあるように、人々が信頼感を持って、優しく、自分らしくいられるコミュニティーを構築するのがポッシュマーク社員の目指す目標です。

「ポッシャー」たちの物語

「Posher」(ポッシャー)はポッシュマークがユーザーを呼ぶ愛称です。

(「ポッシャー」たち。引用:https://poshmark.com/our-community

ポッシュマークが様々なポッシャーの物語を紹介しています:

元古着店店員Christin Bachmanが中古営業経験やファッションセンスを活用して、自分なりの服飾専門店を作り上げました。
独特な美意識でたくさんのファンとバイヤーを集めました。

専業主婦Lilian Barillasがポッシュマークを利用して安定な収入ができて、娘たちにネット販売に関するレッスンまでを初めました。

大学生Nick Waskoskyがポッシュマークでの販売活動の収入で学費ローンや車ローンを払っています。
ネット販売活動は彼にとって、一つのストレス解消の手段もなりました。

普通の仕事ができない障害者Lisa Wagnorがポッシュマークを通じて人生の新たな意味を見つけました。
元「引きこもり」Chelsey Huntがコミュニティーの支えで、自分の社交障害を克服し、新しい自分が生まれ変わりました。

このような人々の物語が人に自信やひらめきを与えます。
収入を得るだけではなく、自分の人生の意味を見つけたり、更に充実させするのが、ポッシュマークのコミュニティーのチカラだを思います。

「誰でもできる」服飾専門店

ポッシュマークが誰でもできるように、手軽く始められるわかりやすいガイドをユーザーに提供しています。

(ポッシュマークのガイドのイメージです。引用:https://poshmark.com/posh_guide

プロのスタイリストがデザインした画像編集や出品宣伝の流れに沿って、初心者でもスタイルがある服飾専門店を作ることができます。 しかも、活発なコミュニティーがあります。
ほかの人から知識を学んだり、アイデアを交流したりすることによって、自分の店を営む能力はきっと向上するでしょう。
このような、コミュニティーを通じてファッションセンスや知識を磨きながら、唯一無二の店を作られるワクワク感もポッシュマークの独特なアピールポイントだと思います。

日本の視点から

ポッシュマークが現時点サービスを提供している地域はアメリカ、カナダ、オーストラリアとインドです(英語圏)。
日本からの購入も出品もできません。

結論

会社のような組織は人間と同じように、健全に成長するために自分の長所を見つけなければなりません。
以前調査した海外モールも同じ印象です。
OfferUP(オファーアップ)は「ご近所」という概念を徹底しています。
ThredUP(スレッドアップ)はサステナブル(持続可能)なファッションを中心としています。
今回のポッシュマークのは人とコミュニティーを専念しています。

もし会社が自分らしい特徴や長所を見つけたら、ニール・アームストロングが言った通り、「偉大な一歩」になるかもしれません。

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