迷ったら作ってみる。|鈴木商会様|ELV(自動車リサイクル)の世界と新たな挑戦
お客様の声ワサビスイッチ 作成 2026-06-22

株式会社鈴木商会様は、北海道を拠点に多くのリサイクル事業を展開されています。この度、ワサビスイッチで複数モールの併売を実現され、売上も上がったとお話を伺いました。
本編はこちらをご覧ください。
本コラムでは、こちらの記事ではお伝えしきれなかった、鈴木商会様の事業活動についてご紹介いたします。
目次
北海道の環境を守る「鈴木商会様」
鈴木商会は、「限られた資源を、限りなく。」を掲げ、北海道札幌市に本社を置く総合リサイクル企業です。多様な廃棄物や資源の再資源化(リサイクル)をワンストップで手がけているのが大きな特徴で、同社は、単なる廃棄物処理にとどまらず、多岐にわたる専門的なリサイクル事業を展開しています。


資源リサイクル事業
鉄、非鉄金属、古紙、プラスチックなどの幅広い回収・再資源化
家電リサイクル事業
法律に基づく特定家庭用機器(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど)の適正処理とリサイクル
アルミ精錬事業
ELV(自動車リサイクル)事業
使用済自動車(廃車)の適正処理、部品の再利用(リユース)、金属資源の回収
漁網リサイクル事業
北海道ならではの課題でもある、使用済みの漁網を回収してリサイクルする環境負荷低減への取り組み
特徴的なサービス・活動
「EZOECO(エゾエコ)」などの活動を通じ、北海道の環境保全や地域社会への貢献、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みに力を入れています。
「かたづけおせっかい」
個人や企業向けのお片付けサービス。直近(2026年5月)では不動産関連企業と業務提携し、片付けから不動産対応まで一気通貫で「北海道の空き家・訳あり物件ニーズ」に対応するサービスを強化しています。
地域密着とSDGsの推進
「EZOECO(エゾエコ)」などの活動を通じ、北海道の環境保全や地域社会への貢献、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みに力を入れています。
廃車から新しい車へと素材を繋ぐ、ELV(自動車リサイクル)の世界

ELVとは、End-of-Life Vehiclesの頭文字をとり、一般的に「使用済み自動車」を指します。
欧州では、環境保護のため自動車のリサイクルが進められており、2023年7月に、使用済自動車の廃棄とリサイクルに関する欧州の環境規制「ELV規則」が制定されています。
広大な北海道では自動車は欠かせないインフラの1つです。
そのため、鈴木商会様の元には月600台もの廃車が届き、年間の取扱台数は7,000台にものぼります。廃車といっても、エンジンをはじめとして使える素材はまだまだたくさん多く、職人たちの熟練の技術によって、フロンガスやエアバックを適切に処理したのち、再利用のできる細かいパーツへの分解されていきます。

中でも、アルミ素材は自社のアルミ溶解プラントにて処理し、原料となって再び自動車部品のメーカーで利用されています。

解体後のパーツは、専用の倉庫にて細かく管理。国内リユース市場や、海外のバイヤーさんともお取引をされているそうです。

こちらは、鈴木商会 メルカリ店で取り扱っているタイヤの数々。
「すぐに取り付けられて助かった!」というお客様の声が、お店に寄せられています。
漁網を生かした新たな素材づくり
北海道では、日々多くの海産物が水揚げされており、日本全国の2割以上を占めています。
それら水産業に使われる漁網には、水圧や魚の動きに耐えるため、耐久性のあるプラスチック(ナイロン・合成繊維)が多く使われており、使われなくなったものは埋め立て処分が主流となっていました。
鈴木商会様は、漁業者を悩ませるこれらの課題に着目し、現在漁網を材料としたリサイクル事業にも戦されています。


使用済みの漁網(左)と、開発された再生ナイロン樹脂「REAMIDE」(リアミド)(右)
迷ったら作る!リユース業にて決めていること
ELV事業部副事業部長の丸山様は言います。
「リユース品は見る人によって状態や価値観が大きく変わります。最終的に決めるのはお客様であるということを念頭に、自分達で売れる売れないを決めつけるのではなく、「迷ったら作ってみる」を大切にしています。」
まとめ
鈴木商会様は、単に廃棄物を処理するだけでなく、「リユースによる価値の最大化」から「リサイクルによる資源の再生」までを、地域のニーズに合わせて一気通貫でデザインしておられます。
特にELV(使用済自動車)の事業では、一般的に「廃車」と呼ばれる車から、タイヤ、エンジン、細かなパーツに至るまで、本当に多くの素材が鮮やかに再利用されており、「廃車」という言葉の本当の意味と、そこに眠る可能性を感じさせられますね。
また、これらの多くのパーツを「ワサビスイッチ」で併売されたことで、「確実にお客様に届き、売れるんだ」という自信がメンバーの皆様に生まれたと伺いました。
その自信が原動力となり、現場から「あれも試してみよう!」という前向きな意見や生まれているとのこと、私どもとしても、大変嬉しく思っております。
現場の皆様の熱意とアイディアが形になり、さらなる価値を生み出していけるよう、これからも鈴木商会様の伴走者として、システムの枠を超えた最適なサポートと価値創造に努めてまいります。未来の資源循環を共につくっていけることを、心より楽しみにしております。
導入事例はこちらから

株式会社 鈴木商会
事業内容:
資源リサイクル事業、家電リサイクル事業、アルミ精錬事業、ELV(自動車リサイクル)事業、漁網リサイクル事業 他
Webサイト:https://www.suzuki-shokai.co.jp/
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