海外市場 / EC調査部

タオバオ(淘宝網)とは?日本からの出店を検討する際の条件・手順・費用

海外市場 / EC調査部 作成 2021-05-18

タオバオ(淘宝網/Taobao)はAlibaba Groupの小売ECプラットフォームです。この記事では日本の事業者が出店を検討する際の、店舗主体・本人確認・費用・運用の確認点を整理します。購入用アカウントの作成と、販売店舗の開設は別の手続きです。

店舗の種類

A)個人としての出店
本人確認、利用できる居住地域・証明書、決済・精算の条件を、現在の開店画面で確認します。Alipayで本人確認できることだけで、販売店舗を開けるとは限りません。

B)法人としての出店
法人の登録情報と営業許可、代表者・担当者、決済・精算先を確認します。日本法人の書類が希望する店舗形態で受け付けられるか、提出前に確認してください。

C)個人事業者としての出店
個人としての登録と、事業者としての登録を区別します。事業登録の所在地と証明書の種類によって扱いが異なるため、古い店舗区分だけで判断しないようにしましょう。

出店手順

個人店舗を検討する際の確認手順

①販売するサービスと店舗主体を決める

Alibaba Groupの公式紹介によると、Taobaoは2003年開始のサービスで、アプリからTmallやTmall Globalなどにもアクセスできます。同じアプリ内に見えても、店舗の募集条件が共通とは限りません。まず希望する販売サービスを特定しましょう。

Taobaoへの購入用登録、Alipayの本人確認、販売用の開店申請を分けて進めます。現在の公式画面を使い、連絡先・名義・必要証明書を確認してください。

②本人確認と精算の条件を確認する

提出できる身分証、銀行情報、居住地域の条件は、現在の開店・決済の案内で確認します。パスポートの提出だけで日本から販売できると判断せず、販売資格と精算方法を併せて確認しましょう。

③店舗の審査と販売準備を行う

必要情報と書類を提出したら、審査結果や追加提出の依頼を確認します。以前の「48時間」などを固定の審査期間とみなさないようにしてください。

承認後は商品説明、写真、在庫、配送、問い合わせ・返品対応を準備します。開店できることと、商品が販売規則に適合することも別に確認が必要です。

法人店舗を検討する際の確認手順

①契約主体と証明書を確認する

法人名、所在地、登録番号、代表者や担当者の権限が各書類で一致するか確認します。決済・精算の名義も併せて整理しましょう。

②公式の店舗募集条件を確認する

個人店舗の手順をそのまま法人に当てはめず、希望するサービスの法人向け条件と必要書類を確認してください。

③アカウントと決済・精算先を整える

契約する法人と決済・精算の主体を確認し、他人のアカウントを安易に利用しないようにしましょう。

④審査と運営権限を確認する

書類の提出と審査結果を確認します。代理店に運用を依頼する場合も、店舗・顧客情報の管理権限、売上金の受取先、契約終了時の引継ぎを決めておくことが重要です。

古い記事の「海外の営業許可証では出店不可」という記載だけで現在の条件は判断できません。日本法人の中国向け販売では、Tmall Globalの公式募集窓口など、海外事業者向けの別サービスも比較できます。Taobaoの国内向け店舗と同じ契約・物流ではありません。

日本の企業が販売方法を比較する際のポイント

中国現地の取引先や運営代理店を利用する場合は、契約主体、在庫の所有、輸入・通関、店舗の名義、費用負担を確認します。中国で実店舗を開けば自動的にEC出店できるという意味ではありません。候補サービスと自社の法人・商材条件を照合しましょう。

個人事業者の登録を検討する場合

営業許可や事業登録が必要な形態では、受付対象となる所在地と証明書の条件を確認してください。決済アカウントを作るだけで店舗区分が自動的に確定するとは考えないようにしましょう。

保証金と手数料

  • 保証金:店舗形態・カテゴリの金額と返還条件を確認します。古い1,000元・3,000元を現行額として使わないようにしましょう。
  • サービス・販売関連費用:最新規則と契約で料率・対象・免除条件を確認します。すべて手数料なしとは判断できません。
  • 決済・精算費用:為替換算、送金、受取口座の条件を確認します。
  • 販促費:広告や紹介者へのコミッションは、配信条件と費用を別に管理します。過去の固定広告価格を現在の見積もりに使わないようにしましょう。
  • 物流・運営費:保管、発送、通関、問い合わせ、返品と代理店費用を含め、販売額から差し引いて採算を確認します。

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